俳優・佐藤浩市、石田ゆり子、西島秀俊、広瀬アリス、中村倫也、井之脇海、勝地涼らが共演し12月4日より公開となる映画『サイレント・トーキョー』（監督：波多野貴文／配給：東映）。本作の本編映像が30日、解禁となった。
作家・秦建日子氏がジョン・レノンの名曲『Happy Xmas（War Is Over）』にインスパイアされ執筆した小説『サイレント・トーキョー And so this is Xmas』が原作。クリスマス・イブの東京を舞台に、群衆を襲うテロの凄まじさと、巻き込まれ翻弄されていく人々の心模様を克明に描き出す群像劇のクライムサスペンス作品となる。
今回解禁となったのは、第一の事件とされる恵比寿での爆破テロの一部始終。「恵比寿に爆弾を仕掛けた」との犯行予告を受け、テレビ局員・来栖（井之脇）と高沢（金井勇太）が犯行予告場所へ取材に向かう場面から始まり……恵比寿で主婦のアイコ（石田ゆり子）と出会い、想像もしなかった大事件へと巻き込まれていく姿が映し出されていく。
同シーンは、煌びやかなクリスマスの雰囲気と、狂気に満ちた爆破テロ事件というサスペンス性が共存する本作の世界観を象徴する場面となり、物語への導入を担う。姿の見えない犯人に踊らされるアイコと来栖、爆弾が仕掛けられたベンチから離れることができない高沢、そして突如勃発した爆破テロにパニックを起こす人々に紛れ、静かに意味深な言葉を零す容疑者・朝比奈（佐藤）……。
アイコと来栖の刻一刻と迫る犯行予告時間への焦りと混乱、そしてパニックに陥る群衆たちの不安を手に取るように感じさせ、深刻な事態が加速していくライブ感に満ちあふれた描写で、先の読めないサスペンス展開を予感させる仕上がりとなっている。
映画『サイレント・トーキョー』は12月4日より公開予定！
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※記事内画像は（C）2020 Silent Tokyo Film Partners
■本編映像YoutubeURL
https://youtu.be/RAGVd8UmIIQ