知念侑李 昨年中止になった初主演舞台「照くん、カミってる」5月上演へ!「舞台に来てくださった人たちに幸せな気持ちで帰ってもらえるように頑張ります!」

知念侑李 昨年中止になった初主演舞台「照くん、カミってる」5月上演へ!「舞台に来てくださった人たちに幸せな気持ちで帰ってもらえるように頑張ります!」2

 アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の知念侑李が5月3日より上演予定の舞台『照くん、カミってる!~宇曾月家の一族殺人事件~』(演出:河原雅彦)で舞台初主演を果たすことが28日、発表となった。

 本作は昨年4月から上演予定だったが新型コロナウイルス拡大影響の影響で中止に。すでにけいこが中盤に差しかかっているタイミングでの発表となったため、開幕を迎えられなかったことがキャスト、スタッフ全員の心残りとなっていた。

 悲願の上演決定にあたり、演出は河原氏、脚本は須貝英氏、キャストは岡本夏美、玉置孝匡、川久保拓司、長井短、永井若葉、シューレスジョー、カイル・カード、山本圭祐、中山祐一朗、伊藤正之、近江谷太朗、広岡由里子という顔ぶれとなっている。

 知念にとって舞台出演は2012年の『JOHNNYS’ World』以来約8年ぶり。本格的なストレートプレイに挑むのは初。“極度のめんどくさがり屋な探偵”という設定で、謎解きが盛り込まれた“そこそこ本格ミステリ”でいて、コメディ要素も詰まった作品となっている。

 知念は「延期になりました『照くん、カミってる!』が決まりました!去年と同様、慣れないことに挑戦するので、プレッシャーはありますが、いい作品を届けられるように頑張って取り組みます!」と、前向きなコメントとともに、「去年途中までけいこをしてきましたが、この1年間でセリフが抜けてしまっているので、これからけいこをして思い出しながら覚えていきます!舞台に来てくださった人たちに幸せな気持ちで帰ってもらえるように頑張ります!」と、意気込みつつ、「けいこ場に行くことにとてもとても緊張しています。笑」と、心情もチラリとのぞかせた。

 河原氏からは、「昨年の春、この公演は延期されたけど、当時僕の中では何の悲壮感もなくて。だって、いずれ『その日』が訪れることに何ら疑いの余地はなかったから。おもろいものはどうあがいてもそのうち日の目を見る。常々そう思ってますんで。ゆくゆく連ドラ!的な勝手な思いも冷凍保存されたまま。
知念くんを始め、カンパニーのみんなと稽古場で再会出来ることをむちゃむちゃ楽しみにしています。みなさんも劇場でテルカミに会えるの、むちゃむちゃ楽しみにしててくださいませ」と、メッセージを寄せている。

 舞台『照(てる)くん、カミってる!~宇曾月家(うそつきけ)の一族殺人事件~』東京公演は5月3日から同23日まで東京グローブ座にて、大阪公演は5月28日から同30日まで梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで上演予定。チケット一般発売は4月10日午前10時からを予定している。

 ■あらすじ
 大学生の能神 照(のうがみてる)は、ミステリ作家の兄・久(ひさし)の依頼により、東北と関東の境目にある小さな集落、天狩村(あまがりむら)に赴くことになった。

 この村は旧家・宇曾月家(うそつきけ)を中心にまとまっている。十三代目当主・宗八が亡くなり、次期当主は彼の息子・喜八(きはち)になると思われたが、意外にも喜八の娘の八菜(はな)が当主に指名されてしまう。彼女は莫大な権力を妬まれて家族の何者かに命を狙われる。八菜は旧知の久に相談をもちかけるが、照は彼の代理で天狩村に派遣されたのだった。

 照と同じ夜間学部に通う中年大学生の明智大五郎と共に、嫌々村にやって来る照。そこで彼を待っていたのは、宇曾月喜八やその妹の貴八子(きわこ)を始めとする、一癖も二癖もある個性的な人々だった。不穏な空気が漂う中、ついに悲劇が起こる……。

 照と大五郎は山間の旧家で起こった殺人の謎を解くことができるのか!?

 ■公式サイト
 https://www.terukami.com