吉沢亮学生時代に戻れるなら「THE・モテるということをやりたかった」と後悔告白！咄嗟に「やめておきます」と“危機管理”や山田裕貴への信頼窺わせる一幕も

　俳優・吉沢亮が10日、都内で映画『東京リベンジャーズ』（監督：英勉／配給：ワーナー・ブラザース映画）おうちでプレミアムナイトイベントに北村匠海、山田裕貴、杉野遥亮、今田美桜、鈴木伸之、眞栄田郷敦、清水尋也、磯村勇斗、間宮祥太朗、英監督とともに登場した。

　『週刊少年マガジン』（講談社）で漫画家・和久井健氏が連載している累計発行部数1000万部超となった『東京卍リベンジャーズ』が原作で、現在TVアニメも放送されている作品。不良だった絶頂気の高校時代から、しょぼくれた大人として生活をしていた主人公・タケミチ（北村）。ひょんなことから高校時代にタイムリープすることになり、未来で事故死する人生唯一の彼女だったヒナ（今田）を救い、背を向け続けた人生を変えるために、リベンジを仲間たちとともに開始するという物語となっている。

　吉沢は、現代でヒナタを事故死させるきっかけとなる東京卍會（トーマン）のNO1であり、タケミチの人生に大きな影響をもたらすことになる、無敵のマイキーこと佐野万次郎役を演じた。

　吉沢は、「映画の完成を観て、シンプルに面白いなって。メッセージも物語も、シンプルに心にくる話で、画面から伝わってくる熱量がすごくて。大変な中どうにか撮り切ると言う熱量をキャストもスタッフも持っていたし、それがいい感じで画面に出たなと」と、話していたが、それ以上は言葉が思い浮かばなかったのか「……はい！！（笑）」と、声を大きくしてその場を乗り切っていた。

　トークでは、好きなシーンを発表していくコーナーを展開。山田が『マイキーとのラストシーン』と挙げ、そのときに演技ではあるが山田に向けた吉沢の表情が心に刺さったそうで、「こういうふうに思われる人間になりたいなって。誰かを思ってこういう顔ができるんだなって」と、しみじみ。

　すると、吉沢は、「友達としても、役者としても、とても信頼しているので、お互いに話して、何かを挑戦するというより、フィーリングが合うんじゃないかという気がしているんです」と、山田への信頼感を伝える。そんな気の置けない関係なだけに「とくに撮影中話し合ったりしてないです」と、打ち合わせなしでバッチリな仕上げができたそうだ。ちなみに、その後山田が、吉沢が言ったことと同じ内容のことをしゃべり、吉沢は「俺が言ったことそのまま言ってる（笑）」と、ツッコミも忘れなかった。

　続けて杉野も吉沢が登場するシーンをチョイス。しかし、そのシーンについては途中まで撮影していて新型コロナウイルス禍で中断してしまい、自粛が明けた今年に入ってつなげて撮影したそうで、吉沢は「当時のマイキーをやれるのかっていう緊張感もあったっすね」と、気苦労もあったのだとか。その直後、「言っていいのかな……分からないからやめておきます」と、続けるのを寸前で止める“危機管理”する一幕も。

　吉沢自身のお気に入りシーンはタケミチとその宿敵キヨマサのタイマンのバトルシーンだそうで、それまでスタイリッシュで格好いいシーンが続いたが、このシーンは、泥臭さを感じるものになっているそうで、「どんな手を使ってでも倒してやるというので、人の信念、思いの強さがものすごい出ていると感じたので、観ていてめちゃめちゃアツくなりました」と、熱を込めて説明。ちなみに、磯村も同じシーンにグッと来たそうだ。

　さらに、後半には、ZOOMで一般の方とつないで質問に答えていくことも。そのなかで女性から学生時代にやりたかったことは？との問いかけに吉沢は「バンドとかやりたかったですね。ゆるいやつで、ボーカルやりたかった」。これに、間宮が反応し「バンドでボーカルやってた（笑）」と、アピール。

　続けて、吉沢は、「THE・モテるということをやりたかった。エンジョイしておけばよかったなって。それなりにエンジョイしていたんですけど、オープンな遊びをしたかった」と、後悔を口にすると、磯村は、「どんな遊びだよ！」とツッコミ！これに吉沢は「学校をサボって喫茶店とか行って、クラスメイトの悪口を言うとか、普通にリア充としての遊びを、そういうものに斜に構えずまっすぐストレートに」と、憧れを口にしていた。

　映画『東京リベンジャーズ』は7月9日より公開予定！

　※追記に伴い初稿タイトル「吉沢亮言葉に詰まって「はい！（笑）」な一幕も！映画「東京リベンジャーズ」プレミアムイベント開催で作品は「シンプルに面白い」から変更しました。