上白石萌歌 浴衣姿で登場で高校時代は「血まみれなって登校した」ほど自転車に乗り倒す!熱せられた「フライパンの上に座っているような」正座の苦労話も

上白石萌歌 高校時代は「血まみれなって登校した」ほど自転車に乗り倒す!熱せられた「フライパンの上に座っているような」正座の苦労話も2

 俳優・上白石萌歌(21)、細田佳央太(19)、斉藤由貴(54)が14日、東京・テアトル新宿で映画『子供はわかってあげない』(監督:沖田修一/配給:日活)テアトル新宿先行公開記念舞台あいさつを沖田監督とともに開いた。

 漫画家・田島列島氏の長編デビュー作の原作を『横道世之介』などで知られる沖田監督が実写映画化。元気でマイペースなヒロイン・美波(上白石)が運命の出会いをきっかけにちょっぴり不思議な夏休みを過ごすという作品。甘酸っぱすぎる初恋相手となるシャイで素朴な書道部員の“もじくん”こと門司昭平(細田)、“元教祖”?の実父・友充(豊川悦司)との再会、ジェンダーレス な雰囲気を漂わせるもじくんの兄で迷探偵・明大(千葉雄大)ら個性的なキャストが登場しまくるものとなる。

 夏らしく浴衣姿で登壇したキャスト陣。上白石はオーディションを経て起用されたそうだが、もともと沖田監督作品が好きで、熱望してのものだったのだとか。「オーディションで沖田さんを前に演技をするとなると、緊張しちゃって。オーディションは2、3回観てもらって、1度目はお話をするだけで、好きなものの話とか、水泳のことを話して。2度目は、台本の一部を読んだりしました」と、振り返る。

 撮影の思い出としては、ラストシーンが印象的だったという上白石は、学校の屋上で正座して細田を向き合うというシーンを挙げる。その撮影は真夏の炎天下なうえ素足でもあったため、「肌と地面がついていて、(熱せられた)フライパンの上に座っているような気持ちでした」と、苦労もあったそうだ。その正座の直前までも大変だったといい、「絶対にいい締めくくりにしたいなと思って臨んだ記憶があります」と、気合が入っていたそうだ。

 さらに、事務所の先輩である斉藤の母親の演技に「娘のような見えない糸を感じながらで、事務所の大先輩で斉藤さんを見るだけで自然と涙が出そうになっていて。いまもそうなんです」と話すと、斉藤も「私のコンサートに来て一緒に歌ってくれたり、先輩後輩というより、親しみとか愛情を感じるということが強いと思います」と返し、上白石を感激させた。

 トーク中盤には自分がどんな高校生だったのかという話題が振られ、「自転車通学していて、自転車と一体になった気持ちだったんです。友達からも『萌歌といえば自転車!』と言われるくらいで同じお仕事をしている方にも『高校のとき私、萌歌ちゃんのこと見たことがあるんだけど、自転車に乗って、真剣な顔してた』と言われて(苦笑)。自転車が私の高校生だったと思います」というほど、自転車を乗り倒したそうだが、「自転車から転がっちゃって血まみれなって登校したこともあって(笑)。何回も転んで血まみれになったので強さは養われたかもしれません」と、タフさが身についたようだった。

 また、イベント中、司会から「美波の姿をもっと追っていたいなと言う気持ちです」というと、上白石は少し遠慮しながら小声で「2を……」と、続編を熱望していたが、沖田監督は「どこからやるの!?」と、驚かせる結果となっていた。

 そして、上白石から「本来、昨年公開予定だった私の大切な大切な映画が満を持して上映できそうで、安心しています。心に栄養を補給したい方とか、なんか笑ってのびのびした気持ちになりたいなという方、心がじんわりと温かくなる映画になっているので、劇場に足を運んで頂ければと思います」と、メッセージを寄せていた。

 映画『子供はわかってあげない』はテアトル新宿にて先行公開で同20日より全国公開予定!

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