映画「ピーチガール」初日が開催！
女優・山本美月（25）、アイドルグループ『Hey! Say! JUMP』の伊野尾慧（26）、永野芽郁（17）、真剣佑（20）が20日、東京・丸の内ピカデリーで映画『ピーチガール』（監督：神徳幸治／配給：松竹）初日舞台あいさつを神徳監督と開いた。
漫画家・上田美和氏の累計1300万部を超えるヒットコミック『ピーチガール』を山本＆伊野尾のW主演で実写映画化！主人公・モモ（山本）へピュアな思いを寄せるカイリ（伊野尾）ととーじ（真剣）との三角関係＆小悪魔的な罠を仕掛け続けるクラスメイト・沙絵（永野）など、二転三転の恋模様が展開されつつ、胸キュン＆目が離せないシーン連発の作品に仕上がっている。
ライブビューイングもあるということで、それぞれ各地の劇場へ向かって呼びかけるようなあいさつをしてからスタート。
撮影からいままで、お互いのことで何かギャップを感じることはないかという質問が飛んだが、山本は「それでいうと真剣かな。ガタイよくなったよね」と、隣にいた真剣をチラリ。真剣は本作の撮影では、高校生という役のため筋肉をつけず細身を意識していたそうだが、「（筋肉が）10キロぐらい増えて。でもだいぶ落ちたんですよ」と、実情を。すると伊野尾が「か弱い僕も守ってくれそう」というと、真剣も「守ってあげるよ」と、クールな口調で返し場内も沸き立った。
続けて、永野は伊野尾にギャップがあったと言い出し、「人見知りかなと思っていたんですけど全然そんなことなかった」と、率直に話し、伊野尾も「人見知りは治りました」と、告白しほかの登壇者たちを驚かせていた。
さらに、初日だから話せることとして山本は、「モモちゃんの中学生時代を撮っていたけど、カットされました。監督に聞いたら、『さすがにキツかった……』って。セーラー服を着て、とーじと野球したよね。『ばっちこーい！』って」と、訴えたが、その横で伊野尾は、「私は残ってます」と、したり顔。
そんな伊野尾に“意趣返し”か、とーじとカイリどちらがタイプか山本に白黒はっきりつけてもらうということになった際は、「これまで1ヶ月のキャンペーンを経て、やっぱりとーじかな。結婚まで考えるとカイリは……」と、告白し、これに伊野尾は「ウソだろ……」と、絶句。永野も「私はもともととーじが好きだったんですよ」と言い出す始末だったが、「完成した作品を観たらカイリ派になりました」としっかりフォローもいれ伊野尾もこれには胸をなでおろした。
そんなとーじ派が多数の状況を覆すため、伊野尾は「カイリ派になってほしくてあるものを用意しました」と、劇中でモモのためにカイリが飴細工とケーキを作るというシーンと同じものを用意。実はこのケーキ作成は伊野尾が同日に早く楽屋入りして作成を手伝っており、さらに、ちゃんとテーマが隠れているそうで、「蝶がカイリで花がモモちゃんっていうのを表しているんです。蝶が花に戻ってくるという意味で」と、伊野尾が明かすと、山本は「それ知りながらやってみたかった」と、ショックを受けている様子も。
とはいえ、これだけ手を尽くしても山本のとーじ派は揺らぐことはなかったため、伊野尾は悔しそうな顔をしつつも「全国のみなさんはカイリ派になったと思いますよ。とーじ派を一蹴できたと思います！」と、宣言し強気な姿勢を崩さなかった。また、山本も逆サプライズで、劇中に出てくるという女装姿のカイリの絵を伊野尾にプレゼントし伊野尾は「美月もありがとうね」と、お礼していた。
伊野尾から「初めての映画で初めての主演の映画で、初めてってピーチガールしかないので、このキャストのみなさんスタッフさんとできたことが本当に嬉しく思っていて、僕の初めての映画がピーチガールで良かったなって。多くの人に観てもらえたら嬉しいです」と、呼びかけ、山本は「嬉しくて泣きそうです。かわいがってやってください！」と、瞳に涙をためながらアピールしていた。
映画『ピーチガール』は20日より全国公開中！
山本美月
山本美月
永野芽郁
永野芽郁
真剣佑
神徳幸治監督
飴細工のケーキ
カイリが女装した姿のイラスト