中村倫也 岩田剛典を指名した理由は「いざとなったら踊れますし」やその場に居ない向井理へ「腹立つんですよ」と巻き込む!難解クイズに「イライラしないでよー。優しくさ」

中村倫也 岩田剛典を指名した理由は「いざとなったら踊れますし」やその場に居ない向井理へ「腹立つんですよ」と巻き込む!難解クイズに「イライラしないでよー。優しくさ」1

 俳優・中村倫也が28日、都内で映画『ウェディング・ハイ』(監督:大九明子/配給:松竹)公開直前イベントを俳優・篠原涼子、関水渚とともに開き、司会は笠井信輔アナウンサーが務めた。

 本作はお笑いタレント・バカリズムが手掛けたオリジナルストーリー。ウェディングプランナーの中越(篠原)に支えられ、お茶目で流されやすい新郎・彰人(中村)と新婦・遥(関水)のカップルも幸せな式を迎える、はずだった……。しかし、スピーチに人生を懸ける上司・財津(高橋)をはじめ、クセ者参列者たちの熱すぎる思いが大暴走!式はとんでもない方向へ。中越は披露宴スタッフとともに数々の問題を解決しようと奔走するが、さらに新婦の元カレ・裕也(岩田剛典)や、謎の男・澤田(向井理)も現れて……。果たして絶対に「NO」と言わない敏腕プランナーは、全ての難題をクリアし、最高の結婚式を2人に贈ることができるのか――という物語となっている。

 中村はグレーめチェックの上下に、白いシャツ、ネクタイ姿で登場。会場の飾り付けを見ながら「素敵な飾りですね。ちょうど、ひな祭りですもんね」と話したり、腰掛けたハイチェアが「足がつかないの。でも、この椅子、向井理ならめっちゃ足がついていると思うのでそれが腹立つんですよ」と、この場に居ない向井を巻き込んだコメントで場内を沸かせた。

 作品の印象的なシーンとして、「スピーチが大変だなって。皆川猿時さんとかも現場でも3、4分くらいの長台詞を覚えていたんです。そのセリフも、撮影1日前に出てきたもので、大先輩たちがこんなにちゃんとセリフを覚えているのを見ると頑張らないとと思って」と気合も入ったそうだが、「でも、今回リアクションばかりで頑張るというよりかはという感じで」と、入った気合を使う場所に困ったとも。

 一方、関水は中村へ「お芝居もナチュラルで、緊張せずに演技ができて、ずっと楽しかったなって」と頼られていたそうだが、これに中村は、「やっぱり優しくしてしまう……的な?(笑)初めて的なと言いいましたよ」と照れつつ、「褒めてくれるのありがたいです」と、ちゃんと感謝もしていた。

 続けて作品にちなんで、キャストの誰かにウエディングプランナーをやってもらうなら?という質問が。すると中村は「“岩ちゃん”(岩田剛典)ですかね。岩ちゃん賢いので、トラブルとか困ったことが起こっても、『大丈夫だよ』という顔でやってくれそうで。それに、いざとなったら踊れますし……どんな、いざかは分からないですけど(苦笑)」と、挙げる。

 ここで篠原が中村を指名。その理由として「バタバタしないといけない状況のときでも、焦らず急がず冷静にという感じで。そこを『大丈夫ですよ』と言ってくれるような気がして、そういう気分にさせられちゃう。向いてるんじゃないかって」と話していたが、中村としては、「『大丈夫、大丈夫』と言いながら1分30秒くらい遅刻するタイプですよ。“大丈夫じゃなかったねー”って」と返して、笑いを誘っていた。

 さらに、とっておきのウエディングプランを挙げてほしいとの声がかかると、中村は「みんなで水泳大会!」と言ったものの「……今のは完全に、人が見切り発車した状態です。何も浮かんでませんでした」と、なんとなく発言したと白状。それでも、その水泳大会の話題をなんとか広げようとした中村は「プールサイドでボールを膨らませたりとかいいかもしれませんね。それぞれの市町村の温水プールでウエディング・ハイ!!」と、勢いよく声を張るとともにポーズをとって押し切ろうとしていた。

 イベント後半には、無理難題に挑戦するコーナーが開催。中村は解けた際には、「わかった!」と声のトーンがあがったり、テンションがあがるあまり、配信では声が割れるほど高い声を出す一幕も。しかし、問題が難解すぎたのか、次第に収拾のつかない状況に陥り、笠井アナが「配信で観ている視聴者の方がイライラしているかも」と危惧すると、中村が「イライラしないでよー。優しくさ」と、呼びかけて場を和ませるフォローをすることも。

 さらには、中村は1人問題が解けても、篠原と関水が正解にたどり着く姿を見たいという願望から、笠井アナから解答を求められても「まだ言いません!」と返して、笠井アナが「中村さん、扱いづらいっすね」と、ぼやかせる結果に。同コーナーでは中村が2人にヒントを出す立場となったということもあり、「こんなにヒントを出すような日になるとは。記念日ですね」と、どこか嬉しそうに話してもいた。

 終盤にはキャスト陣の身長を超えるタワーのウエディングケーキも登場。これを見て中村は「これ倒れたら面白いよ」とつぶやき、マイペースさを保ったまま、作品へ、「いろんなクセモノが出てくる作品ですけど、個人的に池田鉄洋という素敵な俳優さんに注目してもらいたいです」と、アピールしていた。

 映画『ウェディング・ハイ』は3月12日よりロードショー予定!

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 ※記事内画像は(c)2022「ウェディング・ハイ」製作委員会

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