『AKB48 倉野尾チーム4 「サムネイル」公演』ゲネプロが19日、東京・秋葉原のAKB48劇場で開催。チーム4キャプテンの倉野尾成美、黒須遥香、下尾みう、多田京加、谷口めぐ、村山彩希、吉川七瀬、吉田華恋が10数曲を熱のこもったパフォーマンスを披露した。
終演後には囲み会見が開催。本日初日を開幕できることへ、倉野尾としてはキャプテンとして「ホッとしています。緊張はしていましたけど、早くお見せしたいというところまで気持ちも持ってこられました。この公演を通して成長していけたら」と、気持ちを。
4曲披露した後のMCでは、倉野尾は「ガラッと変えるというのと新しい色をつけられたらと思っています」と語っていたが、その考えが『サムネイル』公演をチョイスしたことへもつながっているそう。『サムネイル』公演は「大人の曲も多くて、難しい曲も多いすけど、あえてハードルあげようと思ってやってみました。倉野尾チーム4ってこういうチームだよねというイメージや印象が変わるチームになれば」との思いを込めており、「知れば知るほどいい曲がたくさんあって、見せ場の振り幅もすごいんです。可愛い曲もあったり大人っぽい曲があったり、しっとりめの曲もあったり、いろんな一面も見せていけたらと思います」とのことだった。
そのチョイスに村山も「いままでチーム4というと、元気・フレッシュ・若手ということだったんですけど、初めて大人っぽい曲や表現する曲を深く知ることができましたし、挑戦していけたら」と、尊重するとともに、「私はあえてやって塗り替えようと考えていましたけど、“なるちゃん”の場合は新しい世界に飛び出してみようという感じがしています。私には当時その考えができなかったから、これもなるちゃんの決断だと思います。レッスンが始まってから私はすぐ変化を感じています」と、見守るような姿も見せていた。
倉野尾は本公演でキャプテンとしてデビューとなるが、そのキャプテンぶりについてメンバーらに質問。前チーム4キャプテンを務めていた村山は「率先して歌ってくれたり、深夜1人レッスン用に残って、立ち位置をLINEしてくれたりとか、全員のことを考えて行動してくれてて」と目を細めれば、谷口は「“なるちゃん”（倉野尾の愛称）は初めてキャプテンやりますという感じじゃなくて頼もしいんです。先輩・後輩関係なく、雰囲気を作ってくれて感謝しています」と、ムードメイクもばっちりしているといい、吉川は「きょうジュースとお菓子差し入れてしてくれました！」と、日に影に気を使っている様子を窺わせた。
多田にいたっては倉野尾が、モップがけを率先していた姿を見て「完璧なキャプテン」と高評価だったが、これらの声を受けて倉野尾としては「そう言ってもらえて嬉しいですけど、完璧ではないので（苦笑）。でも、みんなが過ごしやすいチームになったらと思いますし、そういうチームにできたらと思います」と、チームづくりへの思いをのぞかせる。その雰囲気を感じさせるように、倉野尾の差し入れは何がいい？とメンバーに話しを振ると吉川は「アイスとタピオカです」と、さらりと言葉に出てきて全員で盛り上がっていた。
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