俳優・西野七瀬、有村架純が9月19日に東京・上野で『au 新iPhone発売イベント』に出席した。
『iPhone17』（アイフォーン）がこの日より発売。西野はauの『意識高すぎ！高杉くん』シリーズで貯杉先生役を、有村はau『三太郎』シリーズでかぐや姫役を演じていることからゲストに。
2人がこうして同じステージに立つのはこれが初。有村が「交わることのない世界だよね」と西野にほほ笑みかけると、西野は「ようやくお会いできて嬉しいです」と会釈するなかでのものに。
お互いのCMの印象へ。西野は有村へ「個性豊かな三太郎メンバーのみなさんをほほえましく見守りつつ、まとめ役でもあるのかなって見ていて」と話すとともに、有村については「あとはいつもカワイイ……あっ、カワイイって言っちゃってすみません（笑）。お綺麗だなって」と、丁寧に言い直す一幕も。
逆に有村からすると「高杉くんシリーズに出演されている中川大志さん、神木隆之介さん、松本穂香さんだったりキャラが濃いなかで、貯杉先生としてブレずに立たれていることがすごいなって。私だったら吹き出して撮影にならないと思うので、印象的です」とのこと。これに西野は「周りの空気に流されない感じなので、個性のぶつかり合いみたいな感じになっています」と、裏話を披露していた。
西野へはもし『三太郎』シリーズに出演するならどんな役がいいか問いかけると「新しい人じゃないものとか。動物とか無機物を擬人化したものとか。日本昔ばなしとかで出てきていそうなものとか」と、思い浮かべ、有村も「新しいキャラができそうですね」と、うなずく。そこで司会が「川から木が流れてきたりするとか」と思い浮かべると、「全然、“木役”をやってみたいです」と、なんでも挑戦といった様子だった。なお、有村はゲラゲラ笑ってもそれが自然な“ゲラ笑い”役があればと話し、西野は「神木隆之介くんとか盛り上げてくれると思いますよ」と、アピールしていた。
『iPhone17』にかけ17にちなんだトークで、有村、西野ともに事務所に入った年齢なのだそうで「人生の分岐というかがあったなって思います。上京してきて最初は寮に入ったんです。夏の時期に、カエルの声を聴きながら過ごすのが好きだったんですけど、“寮では何も聴こえない！”って、ことに気づいたんです。そこで、カエルの鳴き声の音を探して、しばらくは流して寝ていました」と、エピソードを。
しかし、西野のカエルの声のエピソードは止まらず、「たぶん、探し出したカエルの声はアマガエルだと思うんです。けど、実家はアマガエルとともに、たまにウシガエルの声も混じっていたんです。それでウシガエルの声も探したんですけど、見つからなくて」と、細かい部分まで話だす。司会が「違いが分かるんですか！？」と驚くと「分かる人には分かると思います。低めの低音ボイスなんです」と、笑顔で話をしていた。
ほかにも、サプライズがトークテーマになると、『乃木坂46』に所属していた時代のことを振り返り、「大所帯なので毎月誰かしらの誕生日なんです。それで毎月“ハッピーバースデー！”とお祝いしてケーキが食べられる感じで。お約束にはなってましたけど、各メンバーの好みをマネージャーさんが把握してくださっていました」と、エピソードも披露していた。
新機種では通信衛星網「スターリンク」との直接通信サービスに対応するといい、これにあわせてアプリもこのサービスに対応するという。そこで対応するアプリの一覧が西野の前にあるモニターに表示され気になるものはある？との問いかけが。これに「Xとかおでかけシーズンになっていくと思うし、情報を集めるのも、行った先での情報を発信するのもリアルタイムでできるのかなって」と、想像していた。
発売時間となる午前8時のカウントダウンを挟んで、そして西野から「最新機種だけじゃなくて、いまある相棒のような存在がパワーアップできる感じがしています」と、あらためて話していた。
文：水華舞
（写真は公式提供）
