【平昌五輪】アイスホッケー、スマイルジャパン1-2で惜敗!大沢選手「点数取りきれなかったのが、こういう結果に」

 平昌オリンピックは10日、アイスホッケー 女子予選ラウンド「日本vs.スウェーデン」が、行われた。

 2014年のソチオリンピックでは1勝もできず5戦全敗と悔しい思いをしたスマイルジャパン。なんとか悲願の1勝をし、予選突破へとはずみを付けたい試合。

 格上相手のスウェーデンはパワーで日本ゴールに迫る。そして、第1ピリオド3分に角度のないところから、ゴール右隅へ決められ失点。その後は、日本も相手に慣れてきたのか、守備をしっかりし、攻撃陣もスウェーデンよりも多くのシュートを放つなど、互角かそれ以上の試合展開。しかし、なかなか同点ゴールまではいかない。

 第2ピリオドも日本の守備陣が頑張るが、時おり、スウェーデンが繰り出すカウンターでGKと1対1の場面を作られるなど、決定的なシーンを何度も作られる。しかし、相手も「いいGKだ」と。褒めていたように、GK藤本那菜選手(28=ボルテックス札幌)のファインセーブ連発で、追加点を許さない。すると、第2ピリオド16分、日本がスウェーデンのゴール前に人ガウを掛けて攻め込み、FW浮田留衣選手(21=ダイシン)が同点ゴールを押し込む。

 相手も疲れてきており、勢いは完全に日本!いよいよ、初勝利に向けて第3ピリオドへと思ったが、またまた開始早々の第3ピリオド3分。

 守備の不用意なパスをスウェーデンにカットされ、そのパックがゴール裏へ。そこから、スウェーデンがパスを送り、ゴール前に入ってきた選手にゴールを奪われてしまう。相手がペナルティーを犯し、2分間、一人少なくなるパワープレイのチャンスが2度訪れたが、突破口はつかめず、最後は、GKを外しての6人攻撃を仕掛けたが、最後まで同点・逆転ゴールを奪うことができなかった。日本は惜しい敗戦となり、黒星スタートとなった。

 キャプテンのFW大沢ちほ選手(26=道路建設)は、「(非常に優位に進めている部分もあったと思うんですけど、振り返っていかがですか?)自分たちのペースで試合ができている時間帯がすごく多かったんですけど、その中で点数取りきれなかったのが、こういう結果につながったかなぁと思います。
 (「4年前の悔しさをこの舞台で晴らすんだ」という思い出やってきたと思うんですけど、意気込みはいかがだったんたでしょうか?)そのつもりでやってきていて、初戦でしっかり勝ち切るためにやってきたので、きょう勝つことはできなかったんですけど、次があるので、気持ち切り替えてやってきたいと思います。
 (スイス戦に向けての課題は?)得点を取ることですね。チャンスがたくさんあったのに決めきれなかったので、全員でしっかりスコア出来るように戦っていきたいと思います。スイスに勝ちきって決勝トーナメント進めるように、しっかり集中していきたいと思います」


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