「THE EMPTY STAGE」開幕！
エンターテインメントショー『THE EMPTY STAGE 2018 WINTER』公演が10日、東京・銀座のBENOA銀座店で開かれた。
本ステージは打ち合わせ、台本なしというすべてが即興という新しいコントショー。観客からお題を募り、それに合わせて芸人たちがコントを繰り広げるというもので、何が起こるか分からない、2度と同じステージは見ることのできないもの。間には人気芸人の30分にわたるトークショーも展開される、ワクワクしっぱなしの時間となっている。ちなみにこの日のトークゲストはケンドーコバヤシで、同期で親友のハリウッドザコシショウのさまざまなエピソードや、その場だけの秘話も語られるなど、お得感も満載なものとなった。
終了後には『バッファロー吾郎』竹若元博、『ニブンノゴ!』森本英樹、『ロバート』山本博、『南海キャンディーズ』“しずちゃん”こと山崎静代、元『NMB48』の須藤凜々花が囲み会見を開催。
本ステージの魅力へ竹若は、「即興ショーということで何も考えず、頭を真っ白にしてステージに飛び出していくので、どのステージでも味わえないものですね。舞台上に間違いはありません。すごくチームワークが発揮されますし、普段の舞台だと目立ちたいという部分があると思いますがチームくらい一丸となって臨める舞台です」と、普段の個人戦とは違い全員で笑いを作っていくことを挙げる。
森本も「何も考えてなくても誰かが考えてくれるし、いつもと違う。楽屋は『もう帰れ！』というくらいみんな残ってて」と、結束が生まれるよう。実際、初参加の山本も「すげーっすね、これ。参加していなかったときは、ちょっとここの部分のパターン決めてるんでしょと思っていたんですけど、本当に何もないんですよ。参加してみてビックリしました。決闘のシーンがあっても、相手が負けてくれるのか勝たせてくれるのか分からない。5秒後が分からないんです」と、証言し、山崎は「どうなるか分からん駆け引きはボクシングに似てる」と、うなずいた。
そんな台本のない本作だが、山本は、「秋山（竜次）に怒られなくていい（笑）。『あれは絶対に言わないとダメだろ！』とか言われないので」と、自由にやれることが楽しいようで、竹若も「プレイヤーの技量で変わりますから」と、少し説明も加えていた。
一方、本ステージに初参戦となる須藤は「初めての舞台でこんなに一流の芸人さんとで嬉しいです」というと、ほかの登壇者は“一流”ということに苦笑いで反応し竹若も「いきなり“刺して”きた」と、ツッコミ。
台本がないことに不安はないかという質問には須藤は「TVやラジオで言っちゃいけないことが言える。こんな素敵な場所はないですね。私は即興で言ったことが大体カットされちゃうんで」と、インターネット番組などでは爆弾発言を連発している須藤らしいコメントだったが、竹若はそのあたりも買っているようで、「芸人より豊かな発想ですし、度胸もあります。たぶん芸人の方が負けているというような感じになると思います」と、認める。
しかも、須藤は「濡れ場ってお題が来たらやるかもしれない」と、意気軒昂で、山崎が「濡れ場は私がアドバイスするわ！今聞いてると爆弾発言しそうなので負けてられない」と、ライバル心を燃やす結果にもなっていた。
ではと報道陣から、須藤が困るネタはないかと質問があがると「演じることができないものだと恥ずかしいです。たとえば、（山本）博さんを彼氏に見立ててとか言われると1番困るかもしれません。役になれればいいんですけど、恥ずかしいです」と、訴えてもいた。
ほかにも報道陣から、大学受験をした須藤へ現状を尋ねると「この公演のけいこの前に受験に行ってきました」と言ったものの「手応えはないです」と、正直に実感を。発表はまだだそうだが、公演期間中にも発表になるそうで、受かっていたら舞台上で発表の可能性もあるそうで、そのときは「みんなで胴上げしましょう！」と、竹若が音頭をとることも。
須藤には昨年6月のAKB48選抜総選挙で宣言した結婚についても話が振られたが結納については「してないです」とのことだが、「予定通りで4月の何日にするかは決めてないですけど新居探しはしています」と、現状を。おめでたい話つながりで森本へは、相方の宮地謙典が今月5日に結婚を発表したことを問うと、「温かい空気で迎え入れてくれて」と、ホッとした様子も見せていた。
『THE EMPTY STAGE 2018 WINTER』は9日から25日までパセラリゾーツ銀座店B3Fの「BENOA銀座店」にて上演！
