【平昌五輪】フィギュアスケート 女子シングルSP坂本花織選手、「フリーもそのまま突っ走っていければ」

【平昌五輪】フィギュアスケート 女子シングルSP坂本花織選手、「この緊張感は今後の宝になる」1

 平昌オリンピックは21日、フィギュアスケート 女子シングルSP(ショートプログラム)を行い、坂本花織選手(17=シスメックス)が登場。ていねいな滑りとジャンプを全て決め、自己ベストの73.18点で5位。

 曲は『月光』。レイバックスピン 回転もスピードも申し分なし。ステップシークエンス、フライングキャメルスピンはチェンジエッジもポジションがえも問題なく流れを止めることなく、後半のジャンプへ。

 トリプルフリップ+トリプルトウループの最初のコンビネーションジャンプを決める。高さも十分にあり、安定して見える。トリプルループもきれいに決めると、最後のダブルアクセルを決めると、コンビネーションスピンでまとめて、フィニッシュ。最後は、両手でガッツポーズと、あの目がなくなる満面の笑顔。得点は73.18点(技術点40.36点、演技構成点32.82点)。自己ベストを更新し、暫定首位。

 坂本選手は、「(ガッツポーズの自己ベストいかがですか?)今はすごくうれしいです。
 (まず最初、笑顔で氷に乗りましたね。どんな想いで滑りましたか?)いつも笑顔で出た時は成績がいいので、先生が『出来るよね?』と聞かれて、『出来ます』と言って。『ちょっと表情硬いやん』と言われて、それで笑顔になりました。
 (最初のスビンから場内から大きな拍手。あれは聞こえてました?)あんまりよく聞こえてなかったんですけど、最後まで集中して出来たなと思います。
 (後半のジャンプ全て決まりましたね)(トリプル)ループはすごくヒヤッとしたんですけど、でもとりあえず降りれてよかったです。
 (全体的にショートの滑り、手応えいかがですか?)いままで一番良かったかなと思います。
 (これをどうフリーにつなげていきましょう?)ここまで勢いでこれたので、フリーもそのまま突っ走っていければと思います。がんばります」


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