吉野家 親子丼・牛麦とろ丼・月見牛とじ丼テイクアウト傾向は?

吉野家 親子丼・牛麦とろ丼・月見牛とじ丼テイクアウト傾向は?2

 『吉野家新商品「牛すき丼・牛すき鍋膳」』発表会が19日、都内で開催。吉野家代表取締役社長の河村泰貴氏から今年発売した新商品の販売実績などが明かされることがあった。

 吉野家が10月20日より冬の定番商品『牛すき鍋膳』(並盛698円(税込・767円))の販売をスタート。さらに、今年は新商品『牛すき丼』(並盛568円(税込・624円))を吉野家全国店舗で販売する。これにあわせて28日より藤田出演の新TVCM「藤田ニコルの吉野家バイト日記『牛すき鍋膳 あったまっちゃう?篇』」が全国放映を予定している。

 河村氏は最近の同社の動向として「今年はとくに、期間限定の丼商品の人気が非常にご支持頂いた傾向です」と、実感を話す。今年4月に販売された親子丼へは73日間でテイクアウトも含め、「400万食を販売しました。予想以上のご好評を頂きました」と、コメント。

 さらに、親子丼、その後販売された牛麦とろ丼、月見牛とじ丼に共通する特徴として河村氏として(1)丼商品、(2)本体価格が500円前後、(3)テイクアウトと3つのポイントを挙げつつ、「いずれも手軽さ」と話す。

 続けて、このお客の動向として「1つめはテイクアウトのご利用で、吉野家のご利用の5割に達するような状況でございます。それとテイクアウトをご利用頂いているお客さまの約半数は女性のお客さまでございます。吉野家というと男性のお客さまがご利用されるというイメージがどうしても強いのかなと思いますけど、ここ数年は女性のお客さまのご利用が年々増加しております。結果、これらの丼商品は、性別・年代を問わずに幅広い方々にご愛顧頂けました。それと今年販売致しました期間限定商品は高いリピート率ということもございます。約5人に1人のお客さまが、再び同じ商品をご購入して頂けており、ご支持頂けたのかなと思っております」。

 総括として河村氏は「これらの商品がご支持頂けましたのは、当社がこれまでこだわり続けてきた、うまい・安い・早いを象徴するような商品であったからであろうと考えております。時代を通してわれわれのような飲食店に求める価値というは変わってまいります。いつの時代も吉野家はお客さまの側に寄り添いたいという強い思いを持ちながら、生活スタイルの変遷に応じて、うまい・安い・早いの優先順位を微妙に変えながら、あらゆるお客さまに喜んでもらえる商品とサービスの追求を続けてまいります」とした。

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河村泰貴氏

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『牛すき鍋膳』

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『牛すき丼』