藤田富 映画「仮面ライダーアマゾンズ」初日に「感無量」!谷口賢志からのサプライズ手紙はキレかけた思い出披露で場内も大爆笑

藤田富 映画「仮面ライダーアマゾンズ」初日に「感無量」!谷口賢志からのサプライズ手紙はキレかけた思い出披露で場内も大爆笑3

映画「仮面ライダーアマゾンズ」初日が開催!

 映画『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』(監督:石田秀範/配給:東映)初日舞台あいさつが19日、東京・丸の内TOEIで開かれ水澤悠/仮面ライダーアマゾンオメガ役の藤田富(26)、鷹山仁/仮面ライダーアマゾンアルファ役の谷口賢志(40)、志藤真役の俊藤光利(44)、福田耕太役の田邊和也(32)、高井望役の宮原華音(22)、三崎一也役の勝也(30)、神尾佑(48)、御堂英之助/仮面ライダーアマゾンネオアルファ役の姜暢雄(39)、ムク役の国府田聖那(16)、石田監督(56)が登壇した。

 2016年からAmazonプライム・ビデオ配信限定でスタートを切った『仮面ライダーアマゾンズ』シリーズの完結作。血しぶきといった過激な描写に、ハードなアクションがあるというワイルドさが特徴となっており、本作劇中でも壮絶な戦いが描かれる。

 そんな作品の上映後となったが谷口は「遅刻しまして死ぬほど大人に怒られたので、優しい目で見てもらえれば」と、“ハード”な現実を話して苦笑いを漏らすと、実際に温かい拍手で迎えられるなかスタート。

 ついに公開を迎え石田監督が「感無量です」と声を震わせると藤田も「監督のおっしゃる通り、感無量という言葉そのものです。撮っているときは早く公開してほしいなと思っていたんですけど、いざ公開日を迎えると、終わってしまうんだなって。でも、みなさんの心にあり続けることが、生き続けることなんだなって」と、一抹の寂しさを感じているようだった。

 谷口はといえば、「映画まで行くというのが夢でしたけど、みなさんに楽しんでもらうことまでが夢の続きかなと思っています」と、率直な感想を口にしつつ、観客たちへ「涙で前が見えない状況なのかなって思ったら笑顔で拍手で、どうだった?」と、あおって尋ねると、笑いと拍手が返り、これには谷口も楽しげだった。

 一方、俊藤、田邊は駆除班の話をしつつ、キャラクターが前を向いて歩いていく姿に「光を見た」と話したり、姜は、自身の演じる役が冷酷に見えたことへ、「石田さんが怖かったので、僕もブルブル震えていたのが冷酷に見えたんじゃないかって」と、おどけて観客を沸かせることも。

 神尾はといえば、これが仮面ライダーアマゾンズイベント初参加になるようで、「僕が来るとめんどくさいと思われていたんですかね」と苦笑いを浮かべつつ、作品の魅力へ、「見たことない仮面ライダーでしたよね。なんとなく参加しはじめたので、仮面ライダーこんなふうにしちゃうんだって思いました。子供には見せられない仮面ライダーじゃないですか。Season2は男女の悲しい恋物語も描かれていますよね」と、大人向きの作品になっていることとしみじみ。とはいえ、「僕は絡んでいないので、(キャスト陣が)話に来てくれないから、誰とも仲良くなれたんじゃないかって」と、恨み節も披露していた。

 イベント終盤には谷口から藤田へ宛てたサプライズでの手紙を読み上げることに。この3年間の間に俳優論をかわしたりしたり、褒めるのもらしくないということで、手紙の内容はSeason1の撮影の後半で1度藤田へキレかけたことを告白するもの。「過密スケジュールでスタッフさんも影で心配するくらいの状況」というほど藤田は当時疲れ切っており、周囲にその影響が出ていたようで「いら立ちを抑えて俊藤さんに相談したんだよ。『賢志の言うとおり富はおかしい、でも、とりあえず2人で見守ろう。もし、駄目だったら2人で殴りに行こうと。助かったな富。あのときブチ切れていたら、違う意味でアマゾンズが有名になっていたからな」と、意外な裏話が飛び出し、観客も大爆笑。

 しかし、手紙の後半は真面目な内容に戻り、藤田が谷口を尊敬しているとことあるごとに言ってくれていたことに対し「お前の成長を喜び、必死で生きていたのは俺の方だと思う。人間はさまざまなことを忘れるけど、俺は忘れない、藤田富を。出会ってくれてありがとう」と、感謝の言葉を寄せつつ、その最後には「時代も時代だからお互い不祥事には気をつけよう」と、手紙を落としていた。

 この手紙を受けて藤田は「言葉にならないくらい嬉しくて、そのときのことをなんであんなんだったんだろうと、思って。やっぱり谷口さんは僕の師匠だなって思います」と、感激した様子を見せ、谷口も「ここで泣くのはらしくないので……」と言いつつも、その瞳には涙が浮かび、涙をこらえるように、目をつむる様子も見られた。

 映画『仮面ライダーアマゾンズ THE MOVIE 最後ノ審判』は19日より全国公開中!

 ■谷口の読んだ手紙全文
 富へ。

 初対面や撮影現場での思い出はこの3年間で散々話しているし、ここに来て最後に褒めまくるのもアマゾンズらしくないから、撮影中、1回だけ本気で富にキレていたことを告白します。おそらく話していないと思います。

 あれはSeason1の撮影後半戦。富は披露がピークだったのかも。慣れない芝居、主役への重圧、過密な仕事量、周りのキャスト・スタッフが影で心配するぐらい富は疲れていた。

 ただ、どんな状況でも弱さを見せないのが主役だよな。現場の富の立ち振る舞いに腹が立った俺は、いら立ちをグッと抑えて、ここにいる俊藤さんに相談したんだよ。そしたらね、この人はね「賢志の言う通りだ。富はちょっとおかしい。けどな、俺ら2人でもう少し見守ろう。で、駄目だったら2人で殴ろう」って言ってくれたんだ。助かったな富。そして助かったな俺。

 あのときブチ切れていたらリアルアマゾンズになっていたかもしれないし、ニュースになって違う意味でアマゾンズが有名になっていた可能性があるからな。

 俺と俊藤さんの心配をよそに、お前はアマゾン細胞を本当に持っているかのごとく、あっという間に本物の主役に、本物の俳優に成長していった。

 ついでに、もう1つ告白すると、お前はことあるごとに「谷口さんのおかげ、“仁さん”のおかげで演技が好きになった。演技がもっとやりたくなった」と言ってくれるし、俺に勝つために頑張ってこれたとことあるごとに言ってくれる。

 けど、お前の成長を喜び、そして心底怖がり、絶対負けないように必死で生きていたのは絶対に俺の方だと思ってる。

 人間は忘れていく生き物だから、さまざまなことを忘れてしまうし、いろんなことを大切なことをいろいろ忘れていってしまうと思うんだけど、俺は忘れない。

 藤田富。

 この名前を絶対忘れない。出会ってくれてありがとう。アマゾンズの片割れより。

 追伸
 時代も時代だから、お互い不祥事には気をつけよう。

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