星野源 日本アカデミー賞で菅田将暉と「隣にいるのも嬉しい」!岡村隆史にかぶせたスピーチの真意とともに「ごめんなさい僕が言っちゃって」

星野源 日本アカデミー賞で菅田将暉と「隣にいるのも嬉しい」!岡村隆史にかぶせたスピーチの真意とともに「ごめんなさい僕が言っちゃって」3

星野源 日本アカデミー賞で菅田将暉と「隣にいるのも嬉しい」

 歌手で俳優・星野源(39)が6日深夜1時より放送されたラジオ番組『三四郎のオールナイトニッポン ~第43回日本アカデミー賞 スペシャル~』(ニッポン放送)でインタビューに登場した。

 星野は同会場で話題賞(俳優部門)を受賞。話題賞とは、ニッポン放送の『オールナイトニッポン』リスナーの『今年、最も話題を集めた』と思われる『作品』と『俳優』への投票で決定するもので、歴史と伝統を誇る日本アカデミー賞の中で一般の映画ファンの手によって選出される唯一の賞としても知られている。なお、作品部門は『決算!忠臣蔵』(監督:中村義洋/配給:松竹)が受賞し、中村監督と岡村隆史が登壇となった。

 お笑いコンビ『三四郎』が授賞式後の星野を直撃。まずは岡村が自身のラジオ番組で話題賞(俳優部門)の受賞のため、しばしば呼びかけていたことに触れ、「岡村さんが再三、組織票を呼びかけていたにもかわかわらず、私が俳優部門を受賞させて頂いたので、リスナーってやっぱしっかりしてるんだなと」と、リスナーたちの行動に感心したのだとか。

 さらに、星野は岡村が話題賞(俳優部門)を逃した要因へ「(番組で)言い過ぎたんじゃないかなと僕は思うんです。岡村さんのラジオをずっと聴かれている方もいると思うんです。けど、言いすぎてうんざりしたんじゃないかなというくらい言い過ぎていたので」と、分析も。

 そのまま『三四郎』と飲みに行く(?)話や、円卓テーブルで同じになった菅田の話で盛り上がりつつリスナーたちへは、6年前に菅田と一緒に『日本アカデミー賞』新人俳優賞を受賞して「僕映画がずっとなかったので、すごく久しぶりにこういう場に立てて嬉しいですし、それで菅田くんも隣にいるのも嬉しいですし、それをリスナーのみんなが投票してくれたというもの嬉しいです」。

 星野はスピーチの最後で、過去の岡村が“黒歴史”にしているスピーチのオマージュしたような「甚だ簡単ではございますが、嬉しい喜びのスピーチと代えさせて頂きます」と、メッセージを寄せていたが、この真意を『三四郎』が問うことに。すると星野は「最初、中村監督から岡村さんは(話題賞の)壇上でしゃべらないと聞いていたんです。中村監督がしゃべって岡村さんはしゃべらないかもしれないと」と、切り出す。

 続けて、星野は「僕も菅田くんも俳優ですから、純粋に受賞を粛々と待っているんです。そこに『組織票をくれ』という先輩が1人いたら、誰が受賞しても組織票だと思われてしまうわけで、非常に迷惑なんです(苦笑)」と、正論を。とはいえ、岡村がほかの番組のパーソナリティを自身の番組で触れることによって、触れられた番組で岡村の番組のリスナーが聴いてもらう機会が増えているということで、「そういうところでオールナイトニッポンを活性化していただいている」と、しみじみ。

 このことから、「(岡村が前回のスピーチで)意味のよくわからない、ラストの締め。『甚だ簡単ではございますが、喜びの言葉と代えさせて頂きます』なら分かるんですけど、不思議な言葉で終わっていて。じゃあ、これはもう、かぶせるべきだろうと。オールナイトニッポンのパーソナリティとしての使命であると。だから言ってみれば岡村さんも悪いんだと思います(笑)。それは申し訳ないけど、岡村さんが締めたほうが良かったんですけど、ごめんなさい僕が言っちゃって」と、真意を話していた。

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