永瀬廉主演映画「弱虫ペダル」クランクアップは伊藤健太郎とのロードレース対決シーンで「今日の激坂はとにかくキツかった!」

永瀬廉主演映画「弱虫ペダル」クランクアップは伊藤健太郎とのロードレース対決シーンで「今日の激坂はとにかくキツかった!」1

映画『弱虫ペダル』がクランクアップ!

 “キンプリ”ことアイドルグループ『King & Prince』の永瀬廉主演の映画『弱虫ペダル』(監督:三木康一郎/配給:松竹)がクランクアップし永瀬からコメントも寄せられた。

 『弱虫ペダル』は2008年から漫画家・渡辺航氏が少年誌『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)で連載しており、アニメ、アニメ映画、舞台、小説、ドラマなどさまざまにメディアミックスされている高校生たちの自転車競技にかける姿を描いた作品。主人公は、地元・千葉から秋葉原にママチャリで通うアニメ好きの高校生・小野田坂道(おのだ・さかみち)。坂道は、あることをきっかけに自転車競技部に入部することとなり、そこで出会った仲間たちの為に、自分の限界や壁を越え、レースに勝利するための努力を見せることとなる。

 本作は2月初旬にクランクインしていたが、緊急事態宣言を受け、撮影が中断。そして宣言解除後の6月某日、細心の注意を払いながら、撮影が再開し、無事クランクアップを迎えた。

 このクランクアップの日は、永瀬演じる坂道と、伊藤健太郎演じる今泉俊輔の2人がロードレース対決をする撮影シーン。この日は快晴となり、2人は炎天下の中、原作にも出てくる激坂を限界ギリギリまで必死で登り切った。

 永瀬は「今日の激坂はとにかくキツかった!でも、みんなでずっと練習から頑張って、苦しい時もありましたが、それすら今はいい思い出です!」と、爽やかなコメントを寄せれば、伊藤は「俺もきょうが1番キツかった!寒い時期から暑い時期までかかりましたが、無事にけがなくクランクアップできてよかったです」と、しみじみ。そして2人からは、「当たり前の出来事が経験できなくなった今だからこそ、ぜひ劇場で僕らの頑張りを見て、青春を体験してほしいです」と、メッセージを寄せた。

 撮影前には、スタッフがさまざまな準備や撮影の検証を重ね、キャストもハードな自転車練習を繰り返し本番に挑むことに。自転車での走行シーンはCGや合成ではなく、実際にキャストたちが走っている。カメラカーと並走しながらの撮影は、緊張感もあり、その中で自転車の技量やお芝居、車とのスピード調整をコントロールしながらの走行。そのため、かなりの自転車の練習量に永瀬以外の“チーム総北”のメンバー(伊藤健太郎、坂東龍汰、竜星涼、栁俊太郎、菅原健ら)たちも体力作りに加え、何度も何度もフォームをビデオで確認して練習に励んだ。“チーム総北”全員、本物の部活動さながら、息が切れるまで走りこみ、終わった後は芝生に倒れ込むこともしばしば。そんなつらい練習を積んだ甲斐あって、坂道が坂を上るシーンの撮影では、自転車監修を担当した選手経験者でも「登るのがキツイ」と言っていた坂をスピード落とさず登り切るほどに練習を積んでいた。

 映画『弱虫ペダル』は8月14日より全国公開予定!

 ※記事内画像は(C)2020 映画「弱虫ペダル」製作委員会 (C)渡辺航(秋田書店)2008