江田剛&山本亮太&原嘉孝が3兄弟のドタバタコメディで「恐怖」していること?宇宙Sixより結束固まったり“おうち時間”でしていたことも披露

江田剛&山本亮太&原嘉孝が3兄弟のドタバタコメディで「恐怖」していること?宇宙Sixより結束固まったり“おうち時間”でしていたことも披露1

舞台『トムとディックとハリー』へ3人が意気込み!

 ジャニーズJr.でアイドルグループ『宇宙Six』の江田剛(32)、山本亮太(30)、原嘉孝(24)が10日、東京・池袋のサンシャイン劇場でパルコ・プロデュース舞台『トムとディックとハリー』(演出:中屋敷法仁)取材会を開いた。

 ロンドンを舞台に、タイトルにもある『トムとディックとハリー』のトム(江田)とディック(山本)とハリー(原)の3兄弟が次から次へと襲い来るトラブルを乗り越えていくドタバタコメディ作品。トムは妻・リンダ(能條愛未)ととも念願の養子を迎えるための最終面接で適性審査員が家に来ることを待っているところから始まる。ディックとハリーともに、長兄・トムの養子縁組に協力しようと、それぞれ話を持ってくるのだが、それが元でトラブルが引き起こされ、嘘に嘘を重ねる結果となっていき……。

 取材会前には記念撮影が開催。ソロカットから撮影となったが、久々に大勢の報道陣を前にしてテンションも上がったのか山本が脚を前に出しお茶目なポージングをすると江田、原も続く。3人同時の撮影では自然とポージングする姿も見せるなど、サービス精神おう盛な様子を見せた。

 そして取材会へ入り、原が「こうやって舞台に立つのは何ヶ月ぶりでしょう。去年はありがたいことに舞台続きでしたけど、これだけ期間が開くとなんだか恐怖というか……」というと江田も「ドキドキですよね」と、緊張があるという。

 その“恐怖”の具体的なものとして原が「セリフ飛ばしたらどうしようとかという夢を見ることがあって」というと山本も「いや、本当に見る!そうそう!見るよね!!」と、大共感。

 江田に至っては本作では舞台上にほぼ居っぱなしでしゃべりまくるということもあり、山本と原がセリフ量も含めて心配する様子も見せていたが当の江田は「今回たくさんおしゃべりさせて頂いています。緊張してないというと嘘なので、楽しんでいけたらと思っています」と、意気込む。これに山本が「僕は正直ダメだと思っています」と、ぶっちゃけると江田は「やめろやめろ!」と、苦笑い。

 すると、本作の大変な部分へ山本は「ドタバタなところ!早いキャッチボールみたいなところがあってセリフ量がめちゃめちゃ膨大にあるんです。セリフのキャッチボールをしているときに江田ちゃんが次のセリフを頭の中で考えているんです。そんなとき江田ちゃんがセリフが出てこない顔をしているのを見ると、俺がテンパる。そんなときにこれを言えばいいというのがあるんですけど、助け合いが超大変!」と、とにかくセリフに難儀していると明かすことも。さらに、原が「江田ちゃん汗っかきだから大変だよね」と水を向けると、江田は「劇中で同じ衣装に着替えます」というほどの汗をかくこともあるそうだ。

 そんな本作の見どころポイントの1つとして原を挙げる江田。「原ちゃんは1番意外なキャラかもしれません。こんなにかわいいのを見たことがないと思います。全然違うというか、年下感が出ていて。ちゃんと作ってきてるよね」と、普段とは違うキャラクターが楽しめるものになりそうだった。

 けいこ期間へは山本は「『宇宙Six』全体がすごく仲良くなったので、なんかいい機会で、良い期間を与えてもらったなと思います」と、結束がこれまでより固まったとしみじみ。『宇宙Six』メンバーの松本幸大(31)も同日のゲネプロを観劇に来るそうで、山本が事前に松本へ「『3人は無茶苦茶いいからね』と幸大に話していて、観てもらえたらいいなと思っています。この舞台を観たら絶対に羨ましいなと思う作品ではありますよ」と、自信を見せた。

 新型コロナウイルスによる自粛期間中の“おうち時間”でしていたことに質問が飛ぶと、江田は「お料理できるようになりました。作ってると楽しくなってさ。得意料理はオムライスです!」と、食い気味に返答。これに原は「ブログで料理出しているんですけど、お皿でプラスアルファ狙ってるんじゃ。お皿によってなんか料理してる感を出してる」と、ツッコむことも。

 山本は「俺はなんもやってないです。でも、『宇宙Six』でどういう『ISLAND TV』撮ろうかなっていうのを日頃考えていたくらいで。いろんなアーティストの動画を観たり『宇宙Six』で次に何ができるかなと思っていたんです。そうしたらいろいろあって2ヶ月でさらに仲良くなりました」と、結束に話にここでつながったのだとか。

 そして原はといえばフィットネスモデルのジェフ・シード氏を目指し「筋トレしてたかな。ずっと。一度増量してから減量期に入って」といい、山本と江田が「10キロ増えた!」と、解説。これに原が「6キロだよ6キロ」と言い出し、山本が「なんで嘘つくんだよー!」と、むくれる姿も。ちなみに、原はその筋肉を見せられるようタンクトップ衣装をスタッフに進言したというのだが、「僕は交渉したんですけど、きょうの衣装以上短くはできない……」と、半袖となったことを明かす。ちなみに、もともとは長袖だった衣装が半袖という落とし所に落ち着いたというてん末も明かされていた。

 最後に原から、「久々に舞台に立たせて頂く喜びをすごく実感しています。カーテンコールのリハーサルを先程していたんですけど、なんかこみ上げてくるものがあって……。数ヶ月舞台に立たないとこんな気持ちになるんだなって。これがファンの人が来てくれたときに、また感動が何倍にもなるのではないかとワクワクしています」といい、山本は「これを機会に、ジャニーズ事務所の『宇宙Six』はコメディーをやらせたら、宇宙一面白いんだというのを印象付けられる、その第1歩になるような気がしています。これを3人で演じられるのが本当に嬉しくて幸せな状況です。最後まで駆け抜けられるのは自分たち次第ですが、頑張ります」と、意気込み。

 そして江田から、「この作品って1人1人が愛情にあふれてて幸せたっぷりなキャラクターがたくさん出てくるので、舞台を観ているほんのひとときでも、いろんなことを忘れて、純粋に楽しいなと笑顔になってくれる作品となっています。カンパニー一同千秋楽まで突っ走って行きたいと思いますので応援よろしくお願いします」と、呼びかける。そしてその場を後にする際に山本からは「笑いたいときは笑ってください!」と、もうひと押ししていた。

 舞台『トムとディックとハリー』東京公演は11日から19日までサンシャイン劇場にて、大阪公演は8月5日にサンケイホールブリーゼにて上演予定!

 ※記事内写真は「撮影:御堂義乗」