北村匠海“アゲ太郎”爆誕までの1ヶ月に密着!“もう1人の主人公”へスタッフの本気度や「“DJととんかつは同じだ!”と言われても……」

北村匠海“アゲ太郎”爆誕までの1ヶ月に密着!“もう1人の主人公”へスタッフの本気度や「“DJととんかつは同じだ!”と言われても……」1

 ダンスロックバンド『DISH//』で俳優・北村匠海が主演し30日より公開予定の映画『とんかつ DJ アゲ太郎』(監督・脚本:二宮健/配給:ワーナー・ブラザース映画)のメイキング映像『Road To とんかつ DJ~』が15日、解禁となった。

 本作は、イーピャオ氏原案で小山ゆうじろう氏が作画を担当し『少年ジャンプ+』(集英社)で連載しアニメ化もされた作品。老舗とんかつ屋3代目の跡取り息子・アゲ太郎(北村)。ある日、一目ぼれした苑子ちゃん(山本舞香)の心を射止めるため“とんかつ”も“フロア”もアゲられる男「とんかつ DJ」を目指そうとするという爆笑連発ハプニングだらけの物語となっている。

 メイキング映像では、北村が1ヶ月にわたる撮影を通してアゲ太郎として爆するまでに密着。撮影初日、主人公アゲ太郎を演じた北村匠海のクランクインから。今回初となるコメディ映画の出演について北村は、「コメディ作品というのは、中々経験したことがないので、自分の中でもかなり挑戦的な役なんです」と、感慨深げ。

 アゲ太郎さながら、「とんかつ」と「DJ」それぞれの道を極めるため、北村は撮影前
から役作りを開始!とんかつと言えばキャベツの千切り!DJといえばスクラッチということで、猛特訓を積み重ねる姿が。その練習の甲斐あって、劇中では完璧なキャベツの千切りとDJプレイを披露している。

 アゲ太郎が弁当の配達に行った初めてのクラブで出会う苑子を演じた山本は「楽しい現場なので次来るのも楽しみです」と語り、アゲ太郎のライバル・DJ屋敷を演じた伊藤健太郎も「面白いものをみんなで一緒に作りた
いと思います」とのコメントが。アゲ太郎と同じく渋谷に住み、旅館、薬局、書店、電気屋と、それぞれの三代目の地元っ子である“3代目道玄坂ブラザーズ”を演じた加藤諒、栗原類、前原滉、浅香航大と北村の撮影は、劇中同様、ハイテンションな姿が。加藤も「ハイテンションです、ずっと。楽しいですね!」と振り返り、チーム全員のとびきりの笑顔と現場の雰囲気の良さが映像からも見て取れる。

 そして本作のもう1人の主人公“とんかつ”も描かれる。お肉の中心部がピンクの柔らかくジューシーでありながら、衣も剣立ちがしっかりとした黄金色のとんかつを目指し、制作チームは今回、研究に研究を重ねた。撮影に使用したのは北海道産ロース50キロ、カナダ産ヒレ70キロ、合わせておよそ300人前。こだわりのロースは脂身と赤身の割合が美しく、サシも適度に入った上質なものを用意し撮影に臨んでいる。

 アゲ太郎を演じきった撮影期間について「アゲ太郎をまさか自分が演じるなんて……と、最初は戸惑いました。バカで全力で一直線。そんなアゲ太郎のテンションについていくのに必死でした。正直、“DJととんかつは同じだ!”と、言われてもちょっと違うんじゃない?って思います(笑)。でも、とんかつビートの中に身を委ねていると不思議と“あ、これ同じかも!?!!”となる瞬間がいくつもあって、それが面白かったです。撮影前にはDJの練習だけでなく、キャベツの千切り練習もかなりしました。おかげで線のように細くリズミカルに千切りできるまで上達しました。公私ともに付き合いのある健太郎といいライバル関係を演じられたのは感慨深かったですね。一緒にDJブースに立つシーンは、個人的にもめちゃくちゃうれしかったですね」と、あふれる思いを語っている。

 映画『とんかつ DJ アゲ太郎』は30日より全国公開予定!

 ※記事内画像は(c)2020 イーピャオ・小山ゆうじろう/集英社・映画「とんかつDJアゲ太郎」製作委員会

 ■『Road To とんかつ DJ~』

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