横山裕主演の2021年2月から上演舞台「マシーン日記」ビジュアル公開!合わせてサカナクション音楽担当も発表で起用きっかけとは?

横山裕主演の2021年2月から上演舞台「マシーン日記」ビジュアル公開!合わせてサカナクション音楽担当も発表で起用きっかけとは?2

 アイドルグループ『関ジャニ∞』の横山裕(39)が、2021年2月3日より東京・Bunkamura シアターコクーンで上演スタートとなる主演舞台のCOCOON PRODUCTION 2021『マシーン日記』(演出:大根仁)。そのビジュアルが26日、解禁となった。

 松尾スズキが、“今”をときめく話題のクリエイターたちを自ら指名し、過去の松尾作品を“新演出”で甦らせるシリーズで、本作はその第2弾(今年5月に上演を予定していた第1弾『母を逃がす』は新型コロナウイルス感染症の影響に伴い公演中止)。1996年に書き下ろしザ・スズナリで初演、翌年・翌々年に再演され全国ツアーも開催、01年、13年にも再演されパリ公演も上演された作品として知られている。

 横山は松尾作品初参加にして、約3年半ぶりにシアターコクーンに登場。演じるのは、町工場に隣接したプレハブ小屋に、右足を鎖でつながれ監禁されている電気修理工のミチオ。ほか、共演は俳優・大倉孝二、女優・森川葵、秋山菜津子が出演となり、おかしくも切ない男女の愛憎劇を繰り広げる。

 公開されたビジュアルでは、物語の舞台となる『町工場』から連想させるメタリックな雰囲気をベースに、本作品からイメージを受けたモチーフやキーワードとともに登場人物4人をコラージュしている。これまで上演されてきた『マシーン日記』とは一線を画す大根版ならではのキャッチーな世界観を表現しています。

 また、ビジュアルに合わせて、ロックバンド『サカナクション』メンバーの岩寺基晴、江島啓一、岡崎英美、草刈愛美が音楽を手掛けることも発表。この起用は演出の大根氏たっての希望での参加が決まったという。

 これに『サカナクション』から、「とある番組でご一緒した際、『次にやる舞台の音楽どうしようかと思ってたんだけど、いい人いた』と大根さんから直接今回のお話をいただきました。きっかけは、いつどこでやってくるかわからないな、と思いつつも、また一緒にお仕事が出来ること、とても楽しみにしています。メンバーともども舞台の音楽は初挑戦ですが、大根さんと出演者のみなさまが作る新しい『マシーン日記』という作品の一端を僕たちの音楽で担えたらと思っています」と、意気込みを語っている。

 COCOON PRODUCTION 2021『マシーン日記』東京公演は2021年2月3日から同27日までBunkamuraシアターコクーンにて、京都公演は2021年3月5日から同15日までロームシアター京都メインホールにて上演予定!

 ■STORY
 小さな町工場・ツジヨシ兄弟電業を経営するアキトシ(大倉孝二)は、妻サチコ(森川葵)とともに自らの工場で働いていた。工場に隣接するプレハブ小屋に住む弟のミチオ(横山)は、壊れた機械を見ると直さずにはいられない電気修理工。ミチオは訳あってアキトシに監禁されており、小屋と右足を鎖でつながれていた。一方のサチコには、かつてミチオに強姦された過去があり、未だ不倫関係にあった。
 そんな中、工場に新しいパート従業員としてサチコの中学時代の担任で体育教師であったケイコ(秋山菜津子)がやって来る。数学的思考でものごとを考え、極度の機械フェチでもあるケイコは、壊れた携帯電話を直してもらったことをきっかけにミチオと結ばれ、「あんたのマシーンになる」と服従を誓う。小さな町工場を舞台に、男女4人の情念渦巻く愛憎劇が始まる……。