加藤シゲアキ脚本でAぇ!group・正門良規初単独主演舞台「染、色」2021年に上演予定発表!「ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております」

加藤シゲアキ脚本でAぇ!group・正門良規初単独主演舞台「染、色」2021年に上演予定発表!「ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております」1

 アイドルグループ『NEWS』加藤シゲアキ原作・脚本を務め今年6月に上演予定だった舞台『染、色』。本作が2021年5月下旬から上演予定であることが28日、発表となった。

 加藤が2015年に上梓した短編小説集『傘をもたない蟻たちは』(KADOKAWA/角川文庫)に収録された、美大生のリアルな日常と葛藤を描く青春小説の短編『染色』が原作。今年6月に上演を予定していたが、新型コロナウイルス感染症の拡大を受けてやむなく中止を発表していた。

 主演は中止発表前に引き続き、関西ジャニーズJr.でユニット『Aぇ! group』のメンバー・正門良規が美大生・深馬役を演じる。ほか、壁にグラフィックアートの落書きをする謎の女性に三浦透子、深馬の大学の友人役に松島庄汰と小日向星一、深馬の恋人役に黒崎レイナ。そして深馬が所属するゼミの教授役を、実力派俳優の岡田義徳が務め、演出は、『埒もなく汚れなく』、『夜、ナク、鳥』、『わたし、と戦争』など、現代の問題を描き続けてきた瀬戸山美咲氏が担当することも明かされた。

 今回の発表に加藤は、「今年行う予定だった舞台『染、色』を改めて公演させて頂くことになりました。すでに台本を書き上げていたので、中止の知らせを聞いたときは悔しくてしかたありませんでしたが、ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております」と、胸をなでおろす様子を。

 さらに加藤は、「『「染色」であり「染色」ではない。そんな不思議な戯曲をお届けできたら』というのは今年発表したコメントですが、まさにその通りの台本を書き上げることができ、手応えを感じております。この戯曲を演出の瀬戸山さん、正門とともに演じてくれる俳優陣、スタッフのみんなが鮮やかに染め上げてくれることを期待しております」と、気持ちを伝えている。

 正門は本作で初単独主演となるだけに、「今年舞台が中止になってしまった時はとにかく悔しくて悲しかったのですが再びこういう機会を頂けたこと、そしてこのお知らせをみなさまにできることが本当に嬉しくてたまらないです」と、胸の内とともに「初の主演舞台という事もあり不安や緊張もありますが、それを超える楽しみで今からすでにドキドキしております。しっかりとこの物語を表現してみなさまに届けられるよう頑張ります。楽しみにしていてください」と、意気込んでいる。

 舞台『染、色』東京公演は2021年5月下旬~6月中旬に東京グローブ座にて、大阪公演は2021年6月下旬に梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演予定!

 ■ほか、キャスト・スタッフコメント
 ○演出・瀬戸山美咲氏
 『染、色』をみなさんにお届けできることになりました! 春に公演中止が決まったときは、肩を落としました。とくに寸前まで戯曲の改稿を重ねていた加藤さんは本当に悔しかったことと思います。あのとき「これでいこう!」と走り出した作品にようやく取り掛かれます。あれから、主演の正門さんはさらに活躍の場を広げてきました。その経験はきっと作品を深めてくれると思います。2020年は多くの人が不安を抱え迷い続けた1年でした。でも、だからこそ、この日々をプラスに変えていくような作品にしたい。『染、色』は悩みながらも前に進む私たちにそっと寄り添ってくれる作品です。ぜひ劇場でお会いしましょう。

 ○三浦透子
  自分の心と向き合い、迷い葛藤する人の姿って、ひりひりするけど、とても美しい。そんな瞬間が、本の中にたくさん詰まっていました。きっと自由に、いろんな表現に挑戦できるんじゃないかなと、今からとてもわくわくしています。
 密度の高い、素敵な時間をつくれるよう頑張りますので、ぜひ楽しみに待っていてください。

 ○松島庄汰
 台本を読んでいて、思わず声に出してしまうような生々しい会話の連続。僕は正門さん演じる深馬に嫉妬と憧れを抱く北見をやらせて頂きます。登場人物6人のみの濃厚な群像劇。まだ何にもなれていない大学生の繊細な感情を逃さず、瀬戸山さんの演出に染まって行きたいなと思います。今から楽しみです。

 ○小日向星一
 加藤シゲアキさんの初戯曲を、瀬戸山美咲さんの演出で、素敵な共演者の皆様とご一緒に上演できることが楽しみで仕方ありません。ここの場面はどうやって作るのだろう、どんな舞台が出来上がるのだろうとワクワクしながら戯曲を読みました。演じる役の持つ悩みや日常を上手く表現できたらなと思っています。よろしくお願いします。

 ○黒崎レイナ
 私にとって念願の初舞台となります。『染、色』に携わらせていただけることを心から嬉しく思います。
 一途で繊細だけど少し不器用な杏奈というキャラクターが凄く魅力的に感じました。
 真摯に物語と向き合い、杏奈の想いを台詞に乗せて皆様に届けられるよう精いっぱい演じさせていただきます。
 『染、色』の物語が舞台でどう表現されていくのかとても楽しみです。みなさま、宜しくお願い致します!

 ○岡田義徳
 台詞のやりとりの中に、独特の世界観があり、それを皆でどのように作り上げていけるかをとても楽しみにしています。若いパワーとともに良い作品を作りたいと思います。

 ※関連記事
 ・Aぇ!group・正門良規 NEWS・加藤シゲアキ原作で脚本初挑戦の舞台「染、色」主演発表!「とても光栄」と喜びのコメントも

加藤シゲアキ脚本でAぇ!group・正門良規初単独主演舞台「染、色」2021年に上演予定発表!「ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております」2

加藤シゲアキ脚本でAぇ!group・正門良規初単独主演舞台「染、色」2021年に上演予定発表!「ようやく日の目を見ることができそうなのでほっとしております」3