塚田僚一4年ぶり単独主演舞台は「楽しい」あふれA.B.C-Z・河合郁人は「出しゃばり」!?NEWS・加藤シゲアキに「モグラの役があったらいつでもいける」とちゃっかりアピール

塚田僚一4年ぶり単独主演舞台は「楽しい」あふれA.B.C-Z・河合郁人は「出しゃばり」!?NEWS・加藤シゲアキに「モグラの役があったらいつでもいける」とちゃっかりアピール9

 アイドルグループ『A.B.C-Z』の塚田僚一が21日、東京・品川プリンスホテル ステラボールで主演舞台「『Mogut』~ハリネズミホテルへようこそ~」(上演台本・演出:鈴木勝秀)東京公演ゲネプロを細見大輔、菅原りこ、田村雄一、辰巳琢郎らと開いた。

 原作は、ミュージカル『恋する♡ヴァンパイア』『HARUTO』などを手掛けた鈴木舞氏。ハリネズミ専用のホテルを舞台に、子ども向けの童話に軽快な大人テイストをたっふ゜りと盛り込み、オリジナルのロック・ミュージックと組み合わせたハードで純粋なエンタテインメントとなっており、塚田はモグラの「モグー」役で約4年ぶりの舞台単独主演となる。

 ゲネプロ直前には塚田、細見、菅原、田村、拓巳、鈴木氏が会見を開いた。

 まずは塚田が「このタイミングでステージに立たせていただけるのは本当にありがたいことだなと感じています。何としてでも無事に終えることです。それ以上でもそれ以下でもなく、そこを目指して、キャスト・スタッフ一丸となって頑張っております。よろしくお願いします」と、意気込みを。そんななか菅原はあいさつの最後に、「本日はありがとうございました」といきなり締めようとしたため、塚田が「まだ終わってないですよ(笑)」とツッコんで、一同和気あいあいで笑い合う姿が。

 辰巳は、「こういう時期で大変なんですけども、こういう時期だからこそ、明るいお芝居、未来に向けてのお芝居が必要だと思っています。決して、舞台芸術というのは不要不急なものではないと信じてやっていこうと思っております。お子様にも十分楽しめる理解できる作品です。かつ、舞台の良さと言いますか、熱を伝えらえる作品です。生の舞台の良さをぜひ、感じていただけたらと思います」と、気持ちのこもったコメントを寄せた。

 続けて塚田へ、4年ぶりの単独公演の実感を問うと、塚田は「最初は、4年ぶりということとモグラの役ということで『どうなるんだろう』と不安な部分もあったんですが、けいこを積み重ねるうちに、『また明日もけいこに行きたいな』『やっぱりお芝居楽しいな』ということをあらためて感じて、『楽しい』がどんどん更新していって今いる感じです。本当にステージに立てるということがありがたいことだし嬉しいことだなと思っています」と、楽しいがあふれているのだとか。

 すでに大阪公演が上演されており、いよいよの東京公演。大阪公演の手応えを尋ねると、塚田はキャストを見回し「ありますよね?」と、全員が「うん」と笑い自信ありげ。塚田は「笑い声といった、声を発したりするのは基本的にダメなんですけど、『楽しんでくれているな』『ワクワクしているな』というお客様の反応は拍手やリアクションですごく分かりました。だからこそ、これはいろんな人に観てもらいたいなと思いました」と、心情を。

 ちなみに、単独主演ということで、寂しさや心細さはないかとの声が飛ぶと、塚田は「出しゃばりな河合(郁人)がいなくて良かったなと思います(笑)」と、軽口を叩きつつ、「出しゃばりというとあれですけど(笑)、自分一人で何としても舞台を成功させるんだ!っていう気持ちはより感じています。グループの時は5人で先頭を走って頑張るという感じなんですけど、『何としても……!』という……なんですかね、それ以外ないんですけど……」と、座長としての気持ちを。

 さらに、『A.B.C-Z』メンバーが舞台を観劇に来るかどうかへ、塚田は「どうなんだろう。まだ何も聞いてないです。でも、河合からは大阪公演の初日に『初日、おめでとう』というメールをもらいました」とのことだったが東京公演へのメッセージはどうかというと「ちょっとこの開幕直前取材の前がドタバタしていまして、まだチェックできてません。たぶん来てると思います。信じてます!」とのことだった。

 ほかにも、『A.B.C-Z』メンバーからアドバイスは?との質問に、「アドバイス……(考えて)特になくて……(もう一度考えて)ないです。でも、2020年7月に『日本文学の旅』というスズカツさんが演出された朗読劇にハッシー(『A.B.C-Z』の橋本良亮)が出演していて、こういった状況の中、お客さまの前に立って、それがどんどん続いてこういう風に僕らがステージに立たせてもらえると思っているので、ほんとに何回も言っているんですけど、何としてでも成功させて、それでまたさらに『舞台っていいものなんだな』『安心安全なんだな』と思ってもらえたらいいなと思います。何としても成功させます!!」と、気持ちを新たにした。

 ほかにも、先日アイドルグループ『NEWS』の加藤シゲアキが上梓した小説『オルタネート』が直木賞にノミネートされ、この前日の20日には直木賞の発表となっていただけに、塚田は「昨日(直木賞の)発表はすごいドキドキしていました。僕も本を読んだりしているので……あ、ごめんなさい!シゲのはまだ読んでません……」と、正直に告白して笑いを誘いつつ、「でも、ジャニーズで執筆をしている人はたくさんいますけど、その中でもここまで切り開いていったということはほんとにすごいことだなと思って、すごく刺激を受けます」と、気持ちを語っていた。

 さらには、『オルタネート』が『本屋大賞』にもノミネートされたということで、塚田へ意見を求めると「『本屋大賞』はそこから実写になる作品も多いという印象を受けているんですけど、もし実写が決まって『オルタネート』の中に、モグラの役があったらいつでも(僕)いけるので!お願いします!」と、ちゃっかりした一面も見せていた。

 そして塚田から東京公演へ向け「みんなで力を合わせて、来てくださるお客さまに楽しんでいただけるように全力を尽くしたいと思います。よろしくお願いいたします!」と、メッセージを寄せていた。

 舞台「『Mogut』~ハリネズミホテルへようこそ~」東京公演は21日から同31日まで品川プリンスホテル ステラボールにて上演!

 ■ストーリー
 イギリスのロンドンからずっと先のところに、人間のひざまでもない小さな小さなホテルがあります。これは誰のホテルでしょう。お客様は、みんな背中にハリをつけた、そうハリネズミのホテルなのです。手にミチュラガイドを持った、親子のお客様が入ってきました。「ここは昔、ミチュランで五つ星を取ったホテルだよ」とお父さん。「えー、でも」と子どもがヘ゜ージをめくると、今は星が二つになっています。

 そこへ、新しいお客様がやってきました。ハリネズミによく似ていますが肌は真っ黒。名前はモグー、モグラです。「こちらはハリネズミ専用ホテルです。ハリネズミ以外のお客様はお断わりしています」と、フロントで支配人に言われてしまいました。「どうして泊まれないのですか。ミュチュランで五つ星を取っているホテルではないのですか。ここのホテルの料理が食べたくて来たんだ。どうか泊まらせてほしい」

 なんとかここへ泊まりたいモグーが、なんとかしてホテルへ泊まりこんだら、そこで大騒ぎになってしまい・・・。
 珍騒動が巻き起こす、思い出と約束の物語。

 ■公式HP
 https://mogut-stage.com/

 ■公式twitter
 @Mogut_st

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