俳優・深田恭子（38）、瀬戸康史（33）が31日、東京・台場のフジテレビ マルチシアターで映画『劇場版 ルパンの娘』（監督：武内英樹／配給：東映）舞台あいさつ付き親子試写会に登壇した。
2015年8月に発売され、各書店の文庫売上1位を獲得しロングセラーとなっている作家・横関大氏の同名小説が原作。代々泥棒一家で“Lの一族”の娘・三雲華（深田）と、代々警察一家の息子・桜庭和馬（瀬戸）の禁断の恋を描き2クールでドラマ化がされた『ルパンの娘』の劇場作品となる。
上映後に登壇したキャスト陣。子供たちから「楽しかった！」との声が入るほのぼのしたなかで、公開後の反響へは深田は「『泣けると思わなかった』『ビックリした』と言われることが多いですね。確かに『ルパンの娘』ってコメディが多いですし」という。
瀬戸も深田と同じ感想をもらうことが多いそうだが、「『瀬戸くんは大げさに言っていると思っていた』という人がいて」と反応を話せば、「旦那を映画に付添で連れて行ったら旦那がハマっちゃったという人もいて」という方まで出てきたとも。
深田自身も劇場に足を運んで作品を鑑賞したそうだが、「撮影のいろんなことを思い出して、翌日涙やけみたいになっていました」と涙が止まらなかったという思い出も披露していた。
そんななか瀬戸は自身が感動したシーンへ、華の決め台詞が本作では言い方が違っているという部分がお気に入りだと挙げ、これに深田が大いに食いつき「これまで誰もそこを言ってくれてなくて、私的には、そこを褒めてもらって嬉しいです！」と、瞳を潤ませることもあった。
ほかにも、瀬戸は白目で演技を披露していることに、「どんなことされても白目で居続けるというのは難しかったです。みなさんやってみたら分かると思います」と白目で喋り続け苦労を垣間見せる一幕。さらには、父親と映画をよく観に行っているという深田は本作で「ちょっとセクシーなシーンがあるからお父さんの前でどんな顔をしたらいいかわからないです。だからお父さんはそこだけ……」と、自分の目を覆ってお父さんにはパスしてもらうようにお願いするようだった。
また、この日は親子試写会とあって子供に感想を聞いてみるコーナーもあり、「華ちゃんいつも格好いいですね」「華ちゃんとまた会えるのが楽しみです」といった直接の声に瀬戸は「温かい気持ちになりますね。癒やされました。とっても。楽しかったです」といえば深田も「キュンとしました」と、笑みが浮かび、「きょうはしっかりお顔を見て感想を伝えてくださったり、すごく温かな時間だったと思います」と、お礼していた。
『劇場版 ルパンの娘』は公開中！
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白目を披露しながらコメントし続ける瀬戸
