アイドルグループ『SixTONES』松村北斗（26）が22日、東京・丸の内ピカデリーで映画『ホリック xxxHOLiC』（監督：蜷川実花／配給：松竹、アスミック・エース）完成披露舞台あいさつに俳優・神木隆之介（28）、柴咲コウ（40）、玉城ティナ（24）、吉岡里帆（29）、蜷川監督（49）とともに登場した。
累計1400万部を突破している創作集団・CLAMPの大ヒットコミックが原作。人の心の闇に寄り憑く“アヤカシ”が視えてしまう孤独な高校生・四月一日（ワタヌキ）。その能力を消し去り普通の生活を送りたいと願う四月一日は、ある日、一羽の蝶に導かれ、不思議な【ミセ】にたどり着く。「どんな願いも叶えてあげる。ただし、それに見合う対価をいただく」。妖しく美しい【ミセ】の女主人・侑子（ユウコ）は、四月一日の願いを叶えるために、彼の“一番大切なもの”を差し出すように囁く……。四月一日役を神木、侑子役を柴咲、四月一日のクールでミステリアスな同級生・百目鬼静（ドウメキ・シズカ）役を松村、四月一日に明るく接するツインテールの同級生・九軒（くのぎ）ひまわりを玉城が演じることとなる。
会場は劇中の【ミセ】のセットを模したステージとなっており、雰囲気満点。松村は有観客の客席を見回し「お客さんがいるという状況が驚きと感動と……もちろん少々の不安もあって、みなさんもいろいろ協力を頂いて、強い信念をもって来て頂いたんだと思うとあったかい気持ちになります。感謝だな思います」と、集まった観客たちに感激するとともに、「この作品いまのご時世や、あったかさとかを大切に描いている作品で、きょう集まってくれたみなさんには特に響く作品かなと思います」と、アピールした。
蜷川監督組に参加して、松村は、「僕は実花さんと初めて会ったのは写真のお仕事だったんです。そのときに『百目鬼がいた！』と、思ったらしくて」と、松村を見てインスピレーションが蜷川監督に沸いたそう。
そのまま役作りの話へと続き、「現場で1番困ったのはとにかく声を低くすることでした。『いやもっと、もっと』というくらいで、最後はウッドベースくらい低い声でしゃべってて……バカみたいな話ですけど」と、苦労があったという。これに蜷川監督は、「大きい演技ができなかったから不安だったでしょ？」というと、松村は「いやいや」と、恐縮気味だった。
続けて、タイトルにある単語“ホリック”には“中毒”という意味も持つということで、「〇〇ホリック」なのかを発表するコーナーが開催。松村は“RPGゲーム”ホリックといい、「先日連休があってとにかく、家にこもり続けたいと思って。ハードで言うと任天堂のWii以来のハードで、Switchを買ってやったらものすごい熱中しまして。悩むことも日々ありますけど、集中していたら長年やっていた、（歯の）食いしばりをやってなかったんです。だから連休が終わったら顔がちっちゃくなってて、ゲームやったら顔ちっちゃくなるんだと思って。いまは戻ってきましたけど、顔ちっちゃくなっちゃってビックリしちゃって、RPGゲームって健康にいいな、美容にいいなと思って」と、自身にとっての意外な効果を語っていた。
一方、神木が“イヤホン”を挙げて、そのイヤホン好きを熱弁するあまり、司会からやんわり会話を終えるよう促されるほどだったが、これを見ていた松村が、「現場でイヤホドハマリしてるという話になったんです。僕も買い換えようかなというタイミングだったので、話をしていたんですけど、一向にどこの（メーカーの）何（の製品）か教えてくれないんですよ。もう一回聞いても、『調べたら、これもいいんだよね～』と言って、どこの何かなのかを教えてくれないんです。いまだに、どこの何かは分からないですけど、その魅力だけ知ってるんですよ」と“どこの何かは分からない”を何度かぼやく。しかし、神木はこれ幸いとばかり再びイヤホンの話をしようとし始める一幕もあった。
そんな神木に呆れ気味だった松村だが、記念撮影の際には、百目鬼の弓道ポーズを神木と一緒に披露したりと仲の良さを窺わせていた。
映画『ホリック xxxHOLiC』は4月29日より全国ロードショー予定！
※松村北斗過去記事
・松村北斗 肩はだけさせ弓を持ち佇む姿！「ホリック xxxHOLiC」幕間映像と場面写真解禁で壮絶な運命との対比が印象的な仕上がりに
・松村北斗 生服姿で腕を組みクールな表情！映画「ホリック xxxHOLiC」の百目鬼静のキャラクター設定と新カットが解禁
・松村北斗と駿河太郎がTDCソフト株式会社のイメキャラ起用でCMも！松村は長台詞をスマートに紹介や「仕事以外の時間を全部ゲーム」になったきっかけも【インタ部分全文】
このへんのフェイスラインがよくなったという