TVアニメ『ポケットモンスター』と中日ドラゴンズのコラボイベントが5月5日に愛知・名古屋のバンテリンドーム ナゴヤでの『中日ドラゴンズ 対 横浜DeNAベイスターズ』内で開催。リコ役の声優・鈴木みのりがセレモニアルピッチに登場したり、さまざまな施策で観客を楽しませた。
試合開始前の入場口では、子どもたちにドラゴンタイプのポケモン・黒いレックウザになりきることのできるキットと、キャプテンピカチュウスペシャルチラシ、メガボルテージステッカーが先着1万人の子どもに配布。アニメでも重要な存在として描かれている黒いレックウザになりきる子どもたちが試合前からバンテリンドームにあふれた。
ピッチには、『ゆず』のOP『GET BACK』とともに鈴木が、応援にやってきたキャプテンピカチュウやパゴゴ(リコのテラパゴス)とともに登場。
鈴木は、「大注目の試合の日にこんな大きな役割を務めさせて頂けるなんてドキドキですが、盛り上げていきたいと思います!」と、勢いよく宣言。
そんな鈴木が着用していた背番号『0908』のユニフォームは、実は鈴木演じるリコの相棒・マスカーニャのポケモン図鑑番号と小ネタも仕込まれたものに。
続く、プレイボール前のシート紹介では、鈴木による選手の呼び出しが行われ、選手たちはリコ、ロイ、ウルトやポケモンたちに送り出されながらマウンドに登場するというコラボイベントならではの光景も広がった。
試合中にもこの日ならではのコラボ企画が行われ、5回裏の「踊り王」にはキャプテンピカチュウとパゴゴたちが登場しダンサーたちを盛り上げたりと、会場の熱をさらにヒートアップ。試合でホームランを放ち、中日ドラゴンズに貴重な得点をもたらしたのは木下拓哉選手は、“推しポケモン”がドラゴンポケモンの「カイリュー」だそうで、「強くて空を飛べるところが好き」と、その理由が紹介。さらに、木下選手は「子どももポケモンが大好きなんです」と、家族でポケモンを楽しんでいる様子も明かしていた。
試合は2対1、横浜DeNAベイスターズの勝利。その後は、熱戦を繰り広げたグラウンドを来場者が実際に歩くことができる「グラウンドウォーク」が開催。グラウンドに登場したキャプテンピカチュウらとともにハイタッチを楽しむ様子も。そして、最後にはなんと黒いレックウザが大量発生。キャプテンピカチュウらのもとに黒いレックウザになりきった子供たちが大集合し記念写真を撮影する姿が見られていた。
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