桜井玲香、咲妃みゆ主演「クワイエットルームにようこそ The Musical」に出演

桜井玲香、咲妃みゆ主演「クワイエットルームにようこそ The Musical」に出演2

 俳優・桜井玲香が2026年1月から上演予定のCOCOON PRODUCTION 2026『クワイエットルームにようこそ The Musical』(作・演出:松尾スズキ)に出演予定であることが5月22日に発表。あわせて出演は咲妃みゆ、松下優也、昆夏美、皆川猿時、池津祥子、猫背椿、宍戸美和公、近藤公園、笠松はる、りょう、秋山菜津子らとなったことも明かされた。

 『クワイエットルームにようこそ』は、「大人計画」の主宰で、作家・演出家・俳優とマルチに活躍する松尾スズキが書け上げた小説で、2005年に単行本として刊行。精神病院の閉鎖病棟を舞台に、精神的な問題を抱える人々の絶望から再生の日々をリアルに描いている。

 主人公・明日香と様々な背景を抱える精神病院の患者たちとの交流、そしてパートナーとの独特な関係を描いた本作は、シビアなテーマを扱いながらも喜劇とファンタジーの要素を持ち合わせており、「いつかミュージカルに!」と松尾が長い時間をかけて構想を温めている。音楽は宮川彬良氏、振り付けはCHAiroiPLIN主宰のスズキ拓朗氏が務める。

 主人公・佐倉明日香を演じるのは咲妃みゆ。気が弱く優柔不断だけどどこかお気楽な明日香のパートナーを松下優也が演じる。

 松尾からは、「『笑うしかない悲惨』。そんな気持ちで小説を書きました。歳月が経ち、『ショーアップするしかない悲惨』もありえると、ミュージカル化を思いつきました。『アンサンブルデイズ―彼らにも名前はある―』(2025・作)で弾みがついたミュージカル魂。いよいよ松尾は、宮川彬良先生、そしてミュージカル界の雄(ゆう)たちとタッグを組み、いっそ本格派になってやろうとも思いましたが、やはり馴染みの俳優たちの手を借りて、なかなかほかでは見られないエンタメ作品を作り上げる所存であります」と、メッセージを寄せている。

 COCOON PRODUCTION 2026『クワイエットルームにようこそ The Musical』東京公演は2026年1月~2月上旬にTHEATER MILANO-Za(東急歌舞伎町タワー6 階)にて、京都公演は2026年2月中下旬にロームシアター京都 メインホールにて、岡山公演は2026年2月中下旬に岡山芸術創造劇場 ハレノワ 大劇場にて上演予定!

 ■ストーリー
 バツイチで28歳のフリーライター・佐倉明日香は、パートナーでバラエティ番組のネタを作るマイナーな放送作家・焼畑鉄雄と同居している。
 ある朝目覚めると見知らぬ白い部屋にいた。
 そこは「クワイエットルーム」と呼ばれる、女子専用の精神病院の閉鎖病棟。
 ストレスの捌け口として大量摂取した睡眠薬が原因で意識を失い、オーバードーズをした自殺志願者とされてしまったのだ。
 突如として放り込まれた異質な環境に戸惑いながら、尊大な看護師・江口や入院初日に出会った少女・ミキ、元AV女優の西野ら個性的な患者達と接し、次第に閉鎖病棟に馴染んでいく。
 同時に日常から離れた明日香は、自身とその人生、鉄雄との関係も見つめ直し始める。
 退院に向けて、奇妙な仲間たちと過ごす14日間が始まった。

 ■出演
 咲妃みゆ、松下優也、昆夏美、皆川猿時、桜井玲香、池津祥子、猫背椿、宍戸美和公、近藤公園、笠松はる、りょう、秋山菜津子
 香月彩里、田川景一、エリザベス・マリー、中根百合香、永石千尋、原梓、藍実成、感音、古賀雄大、羽衣*、芹犬*、等々力静香*、中野亜美*、吉田ヤギ* (*コクーン アクターズ スタジオ第1期生)

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