『楽園追放 -Impelled by 10th Anniversary-』(監督:水島精二/配給:東映・アニプレックス)公開記念舞台あいさつが11月16日に東京・新宿バルト9で開催されアンジェラ バルザック役の釘宮理恵、ディンゴ役の三木眞一郎、水島精二監督が登壇した。
劇場アニメーション『楽園追放 -Expelled from Paradise-』』は2014年に脚本家・虚淵玄氏(ニトロプラス)と水島監督がタッグを組んで公開された作品。本作の公開10周年を記念して、11月15日より2週間限定 リバイバル上映がされることとなり、それを記念した舞台あいさつとなっている。
以下、公式レポート部分。
東京・新宿バルト9にて、満席となったこの日の舞台挨拶イベント。大きな拍手とともに3人が登場します。会場に詰めかけたファンを前にまず挨拶をした3人は、各々10年前の当時の思い出にふれます。当時作品のSF設定に苦労した釘宮さんからは「あの当時の、わけがわからなくても頑張らないと!といった自分の気持ちがキャラクターに生きていた」、三木さんからも「プレアフレコが経験できて非常に嬉しかった」と、当時の思い出を語りつつ、作品全体の魅力を問われた釘宮さんからは「今でも新しくワクワクドキドキさせてくれる普遍性」とコメントをしていました。
続いてイベントは、水島監督が選んだアンジェラとディンゴの印象に残っているセリフを、テーマ別に紹介するコーナーに。いくつか紹介されたテーマのうち、「仁義について」は、【ディンゴ「ああ、そいつはそんなにややこしい理屈じゃない。一言で言うと仁義、ってやつだ」アンジェラ「こうなったらとことんまで付き合うわ。これもあなたの言ってた仁義ってやつ?」】の会話のシーンが選ばれていました。水島監督がこのシーンを選んだ理由は「理屈ではなく、人間の情のつながり。作品の象徴たる台詞」とのこと。三木さんも当時のシーンにふれ、「AIが今の人達が忘れているような仁義を理解するのが素敵なこと」と感想をコメントしていました。
そして、お知らせのコーナーでは、初公開となる情報も発表に。10周年を記念した各商品情報もお知らせがある中、最後にもう一つ最新情報があるとのこと。水島監督のフリでスクリーンに映像が映し出されたのは、続編となる「楽園追放 心のレゾナンス」のキービジュアル。水島監督が、本ビジュアルをどのようなイメージで制作したか語ります。また。リバイバル上映では、アニメの本編最後に『楽園追放 心のレゾナンス』特報映像も上映されており、あらためてWEBでも本日公開となりました。
会場内次回作への興奮冷めやらぬ中、最後に3人からファンの皆さんへメッセージが寄せられ、水島監督からは「10年経って見返しても時間の経過を感じない良いフィルム」三木さんからは「今新作と言われても『すごいな』と声が上がる作品」、釘宮さんからも「王道であり普遍的であり。劇場で何度も何度も見ていただいてほしい」とコメントが寄せられ、ステージは幕引きとなりました。リバイバル上映は、来週11月28日(木)まで各劇場にて開催中です。ぜひ皆様劇場に足をお運びください!
『楽園追放 -Impelled by 10th Anniversary-』は11月28日まで公開中!
■『楽園追放 心のレゾナンス』公式サイト
https://rakuen-tsuiho.com/
■『楽園追放 -Expelled from Paradise-』公式サイト
https://rakuen-tsuiho.com/1/top.html
■作品公式 X(推奨ハッシュタグ :#楽園追放)
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※記事内画像は
(c)東映アニメーション・ニトロプラス/楽園追放ソサイエティ
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