（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
俳優・反町隆史が7月2日に都内で『SHISEIDO MEN 新CM発表会』に登場した。
『SHISEIDO MEN』が7月21日に男性肌向け美容液『アルティミューン パワライジングセラム』を発売。これにあわせて、反町とその妻の松嶋菜々子を起用した新CM『あなたは、変わらない』篇を7月27日より全国放送することも発表した。
黒のシックなシルエットで登場した反町。昨年も妻・松嶋菜々子と共演したCMが放送されたが、その反響へ「前回から2年目ですが、1年目の反響がすごくあって、もちろん自分の周りや仕事関係で、『CMすごくいい！』って評判があって」と好評だったという。
それだけに、今回のCMで「それを超えていく世界観ってなんだろうなって期待感があって。それは僕も妻もあったんです」と、少し不安があったそうだが、「コンテを見たときにこういう世界観があって表情でこういう会話でと、前回と違う見せ方もできるんじゃないかなというので、撮影を楽しみにやりました」と、振り返る。
資生堂のCMへは「俳優さんが持っているものを生かしたCMというのが多かったんですが、いまはもうちょい商品よりというのがあるので、人物に寄ってるのが少ないかなと思うときがあるんです。そこで資生堂さんのCMを見るとジーンとしたり、その時出ている女優さんを観ていると心地いい感じで。みなさまの記憶に残るCMを作れるのは嬉しいですね」と、笑みを浮かべた。
松嶋菜々子からのサプライズメッセージも
続けて20代、30代、40代のときの自身の生き方の姿勢について語っていくことに。
20代は「がむしゃらに取り組んでいたと思います。前に突き進みながら仕事に明け暮れていました。モデルのときから資生堂のCMに出るという目標があったので、それを叶えられたと思いました」。
30代は「妻と結婚したのが27歳だったのでほぼほぼ2人の時間と30代の男というのを作っていくということでは、20代にはないものはなんだろうなと思っていたんです。それが、意外と30代の役者の方は役が難しかったりするんです。20代は、若さとかみなぎるもので役を頂くんですけど、30代になると若さもないし上司もできないというところで意外と難しいんです。TVっていまだと重厚作品とかわれわれが出てもいいって内容がありますけど、（反町の30代のころは）そこまで行ってなくて、ちょっと難しいと感じました。そんななかでも、30代で出会った作品は『男たちの大和』、NHKの『利家とまつ～加賀百万石物語～』の織田信長だったりとか、役と作品は運良くというかタイミング良くやらせてもらえて、集中できました。いろんなことを考えながら前に進んだ年代でもありました」。
そして、40代。「運命的な出会いというか水谷豊さんとの『相棒』という作品が始まるんですけど、7シーズンやってほぼほぼ40代は『相棒』の時間になりましたね。20代、30代となったときに、がむしゃらに、嘘なくという日ごろの生活だったり日々の日常的なものは、自分の必要とすることをやってきたことで40代がいい形で役に呼ばれるという形だったと思います。それが自分にとって嬉しいことですし。そうしたことでこういったお仕事もいただけるので、テーマである年齢を力に返るというのは本当にその通りだと思います」という反町。
その言葉を実証するように、「40代で『相棒』のお話を頂いたとき、NHKさんの『限界集落株式会社』という作品を観ていらした水谷さんとテレビ朝日のプロデューサーさんが声をかけてくださって、1つ1つが繋がっていくんじゃと。それは、俳優という仕事だけじゃなくてみんなそうだと思うんです。そこに人との出会いがあって、いい出会いが自ずとついてくるというか。それによって自分も変えられていったり、もっと上に行けたりすると感じています」と、振り返った。
ほかにも、最近の自身のルーティンへ「早起き」という反町。午前4、5時に起きていると告白して、報道陣を驚かせつつ、、夜が明ける10分間になにかすることに幸せを感じているとも明かしていた。
ほかにも製品の使い心地へ、「塗った感じなじみますね」と話したり、「日々の積み重ねを大事にしながら、商品も新しくなりましたので、日々の生活を楽しんでほしいと思います」と、メッセージを寄せていた。
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
