銀魂作者・空知英秋氏「このままいくとどこかで大爆死するまで止まれない事になる」?「新劇場版 銀魂」2026年公開へ

空知英秋氏「このままいくとどこかで大爆死するまで止まれない事になる」?「新劇場版 銀魂」2026年公開へ1

 『銀魂まるちばーす祭り』昼の部が8月16日にヒューリックホール東京で開かれ、坂田銀時役・杉田智和、志村新八役・阪口大助、神楽役・釘宮理恵、近藤勲役・千葉進歩、土方十四郎役・中井和哉、沖田総悟役・鈴村健一、山崎退役の太田哲治、定春役で寺門通役の高橋美佳子、エリザベスが登場。イベント内では原作者の空知英秋氏がコメントを寄せた。

 漫画家・空知英秋氏が『週刊少年ジャンプ』(集英社)に連載した抱腹絶倒のギャグと壮絶アクション、そして厚い人情をも詰め込んだ、この天下無敵の痛快エンターテイメントで2016年6月に完結した人気コミック『銀魂』。2006年から15年間続いてきたアニメ『銀魂』も2021年1月には“今度こそ本当に”終わると銘打った映画『銀魂 THE FINAL』が公開され人気を博した。

 イベント内では『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』が2026年に公開予定であることが発表。物語の舞台は地下遊郭都市・吉原。

 “夜王”鳳仙に支配され、光を失ったこの街に足を踏み入れるのは、万事屋の3人――銀時・新八・神楽。「お前にゃ俺の火は消せねェよ。俺達の火は消せやしねェ。」と銀時のアツい台詞から始まる特報映像には、銀時、新八、神楽の万事屋メンバーのほか、月詠、晴太、日輪、神威、鳳仙といった“吉原炎上篇”に登場するキャラクターたちが登場。さらに原作ではこのエピソードに登場しなかった攘夷志士でかつての銀時の盟友・桂や、真選組の近藤・土方・沖田・山崎の姿まで。また、映像のラストでは、鬼気迫る炎の中で静かに立ち上がる銀時の姿が描かれ、激しいバトルと魂のぶつかり合い、劇場版ならではのスケールと新たなドラマが垣間見える内容となっている。

 原作者の空知英秋氏が新たに描き下ろしたティザービジュアルも解禁。火の粉が舞う中、口元にわずかな笑みを浮かべた銀時の横顔が印象的な、静謐さと気迫を併せ持つ1枚に仕上がっている。

 そんな『新劇場版 銀魂 -吉原大炎上-』を含めて、空知氏からコメントが寄せられた。以下、全文。

皆様の応援のおかげで銀八先生アニメ化、そして、またまた映画が制作される事になりました。
ありがとうございました。
連載が終了してから6年もたつ作品が、未だに汚い大人達の小銭稼ぎの道具になり、
味がしなくなるまでしゃぶり尽くされているのを見るのは、それはそれで作家冥利に尽きるなと
通帳を眺めながら感じております。
銀魂はアニメも小説も映画も実写も全部なんとか成功…というか成功したように見せて
ギリギリ勝ち逃げしてきた稀に見る幸せな作品ですが、このままいくとどこかで大爆死するまで
止まれない事になるので、そろそろ杉田さんの下半身事情等の問題で華々しく爆散し終わっていくのも
銀魂的には勝ち逃げかなと感じております。
皆さん銀八先生、映画、共々、
杉田智和のこれからの活躍にも期待していてください。
一番汚い黒幕より

 ■新劇場版特報 YouTube
 https://youtu.be/XDqFdEJNGpw

 ※記事内画像は(c)空知英秋/劇場版銀魂製作委員会