“バズ・ライトイヤー”ティム・アレン「トイ・ストーリー5」へ「まだ続編が必要」から「正当な理由」

“バズ・ライトイヤー”ティム・アレン「トイ・ストーリー5」へ「まだ続編が必要」から「正当な理由」3

『トイ・ストーリー』30周年記念上映特別ビジュアル

 2026年夏に日本での劇場公開(全米では2026年6月19日公開)を予定している人気劇場アニメーション『トイ・ストーリー』シリーズ最新作『トイ・ストーリー5』(監督:アンドリュー・スタントン/配給:ウォルト・ディズニー・ジャパン)。その『トイ・ストーリー』シリーズが9月12日より全国の劇場で30周年記念上映を予定していることが8月21日に発表となった。

 1995年にUS公開された『トイ・ストーリー』1作目から30周年。世界で初めての長編フルCGデジタルアニメーションとして上映され、世界の観客を驚かせるだけでなく、アニメーションの可能性を一気に広げる事にもなった作品として知られている。当時、原案・アニメーターをつとめたピート・ドクター氏は現ピクサー・アニメーション・スタジオ チーフ・クリエイティブ・オフィサーを務めていたり、に『ファインディング・ニモ』(03)や『ウォーリー』(08)といったアカデミー賞(R)作品を発表することになるアンドリュー・スタントン氏らを輩出することとなった。

 ピート・ドクター氏はシリーズ5作目の『トイ・ストーリー5』へ、「30年前、『トイ・ストーリー』は初めてピクサーの存在を(世界に)知らしめてくれました。そして僕たちはまたその世界に戻ることに興奮を感じています。ウッディたちは『トイ・ストーリー5』でどんなことをするのでしょう?きっと驚くと思います。監督、脚本を手がけるのは、アンドリュー・スタントンです。僕とアンドリューは同じ頃ピクサーに入社し、『トイ・ストーリー』を一緒に作りました。そして僕たちは今も変わらず友達です。彼はトイ・ストーリーのすべての映画で脚本を書いている天才です!」と話す。

 一方、アンドリュー監督からは、「トイ・ストーリーは僕にとって特別な存在です。シリーズを通して“おもちゃは子供たちのためにあるものだ”ということを語ってきました。ですが、『トイ・ストーリー5』で、おもちゃたちはとても大変な状況に直面することになります。今の子供たちは電子機器(タブレット)に夢中。おもちゃはかないません。テクノロジーがどこにでもある今の時代、おもちゃには、携帯、タブレットなど、強力なライバルがいるのです」とライバルの存在を明かしている。

 また、バズ・ライトイヤー役のティム・アレンは、海外インタビューの中で、前作『トイ・ストーリー4』でバズとウッディの物語は終わり別々の道を選ぶという感動的なラストが描かれていただけに「“無限の彼方へ、さあ行くぞ”でウッディとお別れしたあとに、まだ続編が必要なのか?と、私自信も最初は続編に消極的でした。だけど『トイ・ストーリー5』では戻って来るべき正当な理由があるんです」と語り、続けて、「彼ら(ピクサー)がやっている事は本当に驚くべきことです。とてもちゃんとしていて、すごくクールな展開になっていますよ」と、自信を見せた。

 一方、30周年を記念し『トイ・ストーリー』が9月12日から9月18日の1週間限定で全国劇場上映が決定。この上映では、9月12日より30周年記念ビジュアル&『トイ・ストーリー5』特製ポストカードセットを配布。映画を鑑賞された1人につき1セット(4枚1セット)プレゼントとなる。

 ※記事内画像は(c)2025 Disney/Pixar. All Rights Reserved.

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『トイ・ストーリー』30周年記念上映(入場者プレゼント)

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『トイ・ストーリー5』コンセプトアート