お笑いコンビ『マシンガンズ』滝沢秀一、フリーアナウンサー・滝川クリステルが9月22日に大阪・関西万博内のEXPOメッセ『WASSE』南ホールで『科学漫画サバイバル』シリーズとコラボ!循環経済を楽しく学べる『サーキュラーエコノミー研究所』オープニングイベントに登場した。
本イベントで取り扱う『サーキュラーエコノミー』(循環経済)とは、資源の効率的・循環的な利用を図りつつ付加価値を最大化にする社会経済システムのこと。それを「かう」や「つかう」といった日常の場面で、どのような選択をすればサーキュラーエコノミーにつながるのか、使い終わったものをどう「わける」ことが適切か、そして使い終わったものがどのように「まわる」(循環する)のかを、体験を通じて学べるイベント。9月23日から9月29日の期間に同所で開催される。
イベント冒頭で、滝川はイベント共演する滝沢と名前が似ているため、イベントの台本を読んでいたときにどちらの話なのか混乱しかけたという話。さらに、お笑いの活動とともにゴミ清掃も行う滝沢は滝川の夫で政治家の小泉進次郎氏が環境大臣を務めていた時代にサステナビリティ広報大使に任命されたことがあると縁があるとトークを盛り上げる。
体験型の施設に滝沢は「エンターテインメントと一緒に覚えるというのは大事なのでは」といえば、滝川は「子供は体感しないと分からないので、それを体験できるブースがあるし、大人は企業がこんな活動をしているのかと感じられたりしていいですね」と、感じたことを。
毎日の自分の生活の中で、サーキュラーエコノミーではないかということは?という質問があり、滝沢は「ゴミ清掃員として働いているとぬいぐるみが多くて、それを途上国に持っていって寄付しに行ったことあります。それがすごく喜ばれて」とエピソードを披露したり、滝川は「ゴミを少なくしたいのでコンポストを使っていて、捨てるにしても軽くしたり」「家電もサブスクで使っていて、それが結構あるんです。買い取ることもできるし、戻すこともできる。ちょっと割高ですけど、寸法が合わないということがあっても戻せますし」「家は電気自動車を使っています」と次々話す。
きょうからできる循環アクションは?という問い掛けに滝沢は「お笑いライブをやっていて冬はカイロを使うことがあるんですけど、(使い終わった)カイロを送ると水質改善するキューブにしてくれるところがあって」と話していた。
イベントの締めくくりとして滝沢は「ゴミって言葉がなくなったらいいなって」というと滝川も「資源ですよね」とうなずいていた。
そして、今後2人それぞれが取り組んでみたいサーキュラーエコノミーへ滝沢はパネルに『ラストロングを心掛けよう』としたため「“ラストロング”って言葉を広めたいなと思っているんです。長持ちとか保ちがいいみたいな感じで、愛しているものだったら命がある限り使うという感じで。ゴミ清掃をしているので出口の捨てるときのことを考えますけど、購入のときの入口のことも考えないといけないのかなって。思い出もこめて購入する」と伝えると、滝川は『フードロスを減らす』とし「身近なところからできるものだと思います。なるべく捨てないで使い切って、コンポストだったりなるべくゴミにせずに。それと、レストランの食べ残しも日本でもっと持ち帰りができるようにしてもらえるといいなと思うんです。自己責任にはなってますけど、レストラン側に断られることも多くて。ここは一筆書いて自分で責任をとりますと、許してもらって持って帰るということができたらなと思います」と、話していた。
ステージ後には「わける」の研究室のコーナーを2人が訪れ、出てきたゴミの分別を体験していた。
文:水華舞
(撮影はオフィシャル提供)