俳優・森崎ウィン、アイドルグループ『Snow Man』向井康二がW主演し及川光博、藤原大祐、齊藤京子、逢見亮太、筒井真理子らが共演の10月31日より公開予定の日タイ共同制作映画『(LOVE SONG)』(監督:チャンプ・ウィーラチット・トンジラー/配給:KADOKAWA)。本作の撮影現場特別インタビュー映像と新規場面写真が9月23日に公開となった。
東京とバンコクが舞台。突然の辞令で東京から海外勤務を命じられた研究員・ソウタ(森崎)は、バンコクで学生時代に想いを寄せていたカイ(向井)と再会。タイでカメラマン兼ミュージシャンとして活躍するカイの姿に心が揺れるソウタ。一方のカイも、学生時代に歌っていた“未完成の歌”をソウタが覚えていることに驚きを隠せず……。いつしかふたりを繋ぐ歌が再び胸の奥で響き始める──という異国の地で再会した2人が次第に心を通わせていく過程を温かな視点でユーモラスに描くピュアラブストーリー。
以下、インタビュー内映像の主なやり取り。
森崎演じるソウタのキャラクターについて、二人は「存在がかわいい」で見事に一致。森崎は「脚本を読んで(自分の役を)かわいいなって思いながら、自分、できるのかな」と不安だったという。チャンプ監督が提示したソウタのキャラクター像は“几帳面”。衣類をキッチリたたみ、使った物は元の場所に戻す、自分のルーティンを崩さない人物像。森崎は「僕は真逆で几帳面じゃないから、その(衣類をたたむ) シーンだけは何度も撮り直した」と大笑い。向井も、自身が演じたカイがソウタに「惚れた理由がわかる。几帳面だけどおっちょこちょい。完璧じゃないところが愛されるポイント」と告白。すると森崎も「唯一ソウタが(安心できるのは)カイの前なのかな。カイの前にいると、口角が急に上がる瞬間がある」と、ソウタが好きな人の前だけで見せる“かわいさ”を明かしている。
一方のカイは、写真と音楽で“ケミストリー”を生み出すアーティスト。森崎は「カイは人と違う感性を持っていて、この人といたら自分の人生を広げてくれる、連れて行ってくれるんだろうなって感じがすごくする。そんなカイが屈託のない笑顔を見せたら、キュンとしてたまらない」と思いを馳せると、向井も「(カイは) ソウタの前でしか笑ってない。でもどう笑ってるかはわからない。楽しんでるのもあるし、恥ずかしいのもあるし、いろんな笑顔が混ざっている。それを(森崎に)引き出してもらっている」と森崎に感謝する。
続いて、共演者で印象に残っていること聞かれると、最初に名前を挙げたのは二人に
とって、“大ベテランの大スター”であるジン役の及川光博。“ミッチーさん”とすでに呼んで仲良くしている向井に、まだ“及川さん”としか呼べていない森崎は嫉妬しつつも、自分は“ウィンウィン”と呼ばれていると自慢げ。過酷な撮影でも何も文句を言わない及川を見て、「より好きになった」という向井。森崎も人生の相談話を持ちかけた時に「疲れているにも関わらず、ちゃんと一つ一つ深く答えてくださって。“ミッチーさん”と共演できたことは大きい」と、敬意を口にする。また、話はタイキャストにもおよび、向井は、タイキャストとの撮影中のエピソードも披露している。撮影の合間に話していたこととは――。
映像内では、見どころシーンにも言及。カイがついに“未完成の曲”をソウタの前で歌うライブシーンを挙げる二人。森崎が「(向井が)めっちゃくちゃかっこいい。Snow Man の向井康二じゃ見れない表情を見れる! こんな表情する?って思う」と興奮気味に語ると、向井も「Snow Man を忘れながら撮ってます」と手応えをにじませる。ソウタとカイの二人にとっても大事な瞬間となる劇中で披露される圧巻のライブシーン。ぜひ劇場でその感動を体感して欲しい。
最後に二人から、「(皆さんのお気に入りのシーンは)映画館で見つけてください!」とメッセージが投げかけられ、インタビュー映像は締め括られた。
タイの撮影から約1年。喧騒と静寂が交差するバンコクで、ソウタとカイの“両片想い”が再び動き出す『(LOVE SONG)』がついに完成し、10月31日から全国ロードショーとなる。
■撮影現場特別インタビュー映像公式 YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=18bsReUIQZU
※記事内画像は(c)2025『(LOVE SONG)』製作委員会