アイドルグループ『timelesz』の寺西拓人主演で室龍太、高田翔、原嘉孝、大原優乃、肥後遼太郎、新名真郎、西田聖志郎、西岡德馬が共演し12月5日より全国公開予定の映画『天文館探偵物語』(監督・脚本:諸江亮/配給:アイエス・フィールド/S・D・P)。本作の本予告映像、寺西のコメント、本ポスターが10月10日に公開となった。
鹿児島・天文館が舞台。南九州一と言われさまざまな事情を抱える人々が行き交うどこかなつかしさのある繁華街でバーテンダーとして働く宇佐美蓮(寺西)は、密かに探偵として街の人の困りごとの手助けをしているという設定。ある日、スリ事件を起こした橋口凪(大原)を、相棒・山下健斗(肥後)と追いかけていくと凪は子持ちのシングルマザーで、夫から逃げてきたと明かす。凪を助けたことで、蓮たちは天文館エリアの再開発を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく――という探偵物語となっている。
本予告では、密かに探偵業を営む寺西演じる蓮が、天文館モールをアロハ姿で歩く姿からスタート。小さな息子の手を引きながら、帽子を深くかぶり周囲を警戒しながら歩くシングルマザー・凪(大原優乃)、蓮の相棒の健斗(肥後遼太郎)の姿へと続く。そんな中、凪の息子が何者かに連れ去られ、政治家の板倉が蓮に問いかける。「君はどうして、そこまで天文館を守りたいんだね?」と。映像の後半では、主題歌を担当するC&Kが歌う『相思相愛 with SOIL&”PIMP”SESSIONS』の軽快な音楽に乗せ、天文館が再開発されることを知った、蓮と健斗が動きだす。
一方、凪は元夫の靖幸に、息子の翔真を渡すと告げているが果たして…最後に「前を向いて歩くんだよ!下ばかり向いてたら光に気づかないだろ」と蓮が優しく凪に語りかけ、温かな感動を予感させる映像に仕上がっている。
また、本ポスターは、鮮やかなアロハシャツ姿で夕暮れの鹿児島湾をバックに、憂いを帯びた主人公・宇佐美蓮の姿と共に「守りたい人たちがいる。 その想いが勇気になる。」とキャッチコピーが添えられている。一緒に生活する街の人々のへの想い、そしてそこまで守りたいと思う蓮の本当の理由とは?! そして、天文館に引き寄せられた凪、親友の健斗、再開発を進める板倉雄馬などそれぞれの思惑を秘めた面々が顔をそろえている。
■宇佐美蓮役:寺西拓人 コメント
――撮影時の思い出や印象深かったことは?
寺西:同じ会社の仲間も、たくさん出てたので、みんなで協力しながら楽しんで撮影できたかな、と思います。撮影では、実際に路面電車が動いている街中を自転車で走るシーンはすごく印象深いです。(鹿児島名物では)キビナゴのお刺身を初めて食べたんです。キビナゴというと唐揚げとか火が通ってるイメージだったんですが、それを酢味噌か何かで食べました。
――これから見る皆さんにメッセージを。
寺西:すごく人情の溢れる鹿児島の天文館という地域のお話です。鹿児島に生きる皆さん、天文館に生きる皆さんの魅力が存分に伝わる作品になっているんじゃないかと思
■予告編
https://youtu.be/Ffmb2vDSXBk
※記事内画像は(c)2025「天文館探偵物語」製作委員会