『ゆるキャン△ 音楽会 2019』が開催！
『ゆるキャン△ 音楽会 2019』夜公演が24日、東京・渋谷のLINE CUBE SHIBUYAで開かれ音楽を担当した立山秋航氏、歌手・亜咲花、佐々木恵梨、各務原なでしこ役の花守ゆみり、志摩リン役の東山奈央、大垣千明役の原紗友里、犬山あおい役の豊崎愛生が演奏や朗読劇などで集まったファンを楽しませた。
『ゆるキャン△』とは、漫画家・あfろ氏が『COMIC FUZ』で連載中の作品。女子高生たちが、個人やグループなどさまざまなキャンプをしたり、道具や食材を買い集めたり、はたまた現地調達したりという姿がゆるーく描かれており、昨年1月から1クールでTVアニメ放送された際には好評を博した。その反響から、2020年1月からはシリーズ最新作のショートアニメ『へやキャン△』の放送も控えており、今回のイベントではTVアニメの音楽を楽しめるコンサートをメインとしたイベントとなっている。
ステージは、高原から富士山が見えるようなセットで、まるでキャンプ地に来たかのような気分に。立山氏率いる『ゆるキャン△アコースティックバンド』も、冬キャンプのように暖かそうな厚手の服装と、雰囲気も満点だ。
『キャンプ場のテーマ～本栖湖～』から幕をあけると、楽曲の雰囲気に合わせて照明もさまざまに移り変わっていく。朝焼け、夕焼け、真夜中に焚き火を囲んでいるかのような気分になるピンスポット、炎演出で松明がとろとろと燃えているようなものなど、キャンプ地で生演奏を聴いているような気分になる演出が満載。
照明だけではなく、ステージのスクリーンに『ゆるキャン△アコースティックバンド』の手元が映されたりと、見せる工夫も散りばめられ、集まった観客を楽しませる。
そんななか、立山氏は『ゆるキャン△』の音楽のベースはアイルランド音楽がベースになっている曲が多いと裏話を披露したり、さりげなく物販の告知をしたりとお茶目な一面を見せていた。
中盤には、キャスト陣がステージに。4人とも楽器に興味津々といった様子で、バンドメンバーたちが持つ、バンジョーやスライドホイッスルなどに触れたりと楽しげ。豊崎も思わず「プロのミュージシャンで遊ぼうのコーナーになってる」と、笑ったり、この場にはいないが劇中で主要キャラクターを演じたりナレーションも担当している声優・大塚明夫が同日誕生日なことをお祝いしたり、東山が即興で歌い出すとそこに生演奏がつく即興のセッションがあったりと、自由なステージとなった。
そしてキャスト陣による朗読劇へ。今回はバックに生演奏がつくなか、TVアニメのワンシーンを3シーンほど演じるという豪華な仕様。ちなみに花守は昼間の公演でセリフを噛んでしまったことから、夜公演でしっかり成功させた花守を祝福するファンの声も飛ぶことも。
4人はそのまま『踊ろうよフォークダンス』の演奏も思い思いの楽器を持って演奏に加わり、観客も手拍子を入れ一体感が生まれる。東山と豊崎は自分のパートが終わるとダンスもしたりと、魅了していた。
後半には亜咲花が登場。TVアニメのOP楽曲『SHINY DAYS』をバンドの生演奏で披露し、伸びやかな声を会場に響かせる。続けて、『ゆるキャン△アコースティックバンド』にも参加していた佐々木も「焚き火を囲んでいるような気持ちで」とED楽曲『ふゆびより』を生歌唱し、観客たちと一緒に「♪ららら」の合唱で楽しんだ。
アンコール後には、『へやキャン△』の主題歌『The Sunshower』を亜咲花が初披露も。ラスト・ソングに『SHINY DAYS』を熱唱する亜咲花だったが、途中からキャスト4人も飛び入りして、亜咲花の“バックダンサー”としてノリノリなダンスを披露。ちなみにこのダンスは東山が振り付けしたものだそうで、東山は「スタッフさんから次もよろしく」と、言われたとエピソードを話し、キレのいいダンスをもう1度披露して、場内を笑わせていた。
■セットリスト
M1『キャンプ場のテーマ～本栖湖～』
M2『キャンプ行こうよ！』
M3『おしゃべりとマグカップ』
M4『野クルの時間（わちゃわちゃわちゃ！）』
M5『ゆるやかな時間』
M6『キャンプ場のテーマ～麓～』
M7『キャンプ場のテーマ～高ボッチ、イーストウッド～』
M8『ソロキャン△のすすめ』
M9『キャンプ場のテーマ～四尾連湖～』
M10
（昼）『キャンプ場のテーマ～陣馬形山～』
（夜）『キャンプ場のテーマ～朝霧高原～』
M11
（昼）『野クルの時間（わちゃ、、、）』
（夜）『ゆるりの掟』
M12『ソロキャン△のすすめ』
M-13『野クルの時間（わちゃわちゃ！）』
M14『踊ろよフォークダンス』
M15『Shiny Days』
M16『ふゆびより』
M17『ゆるキャン△のテーマ』
M18『Isn’t it Fun』
M19『The Sunshower』
M20『SHINY DAYS』
