大阪・関西万博イタリア館のクロージングセレモニー『ワールド・イタリア・スポーツデー』が10月13日に大阪・此花区の大阪・関西万博内で開催。イタリア館前に1日限定の特設スケートリンクが張られ、ミラノ・コルティナ2026冬季オリンピック・パラリンピックに向け聖火トーチ引き継ぎ式などが開催された。
午前9時20分ごろから、イタリア陸軍音楽隊による演奏。パラリンピック選手ミラノ・コルティナ五輪ビデオを約8分間放映。イタリアから来日した2014年ソチ五輪銅メダリストでフィギュアスケートのカロリーナ・コストナー選手とパリ・パラリンピック陸上代表のマルティーナ・カイロニ選手が、館内に展示された聖火トーチをステージに運び、ケースに収納するセレモニーを行った。
さらに、同大学校友でフィギュアスケート2018平昌オリンピック日本代表の宮原知子氏と、陸上競技・2020東京パラリンピック銀メダリストの和田伸也氏が登壇。伴走者である長谷部匠氏とともに、それぞれの競技経験を通じて感じた想いを伝えてく。
式典にはフィギュアスケートの元日本代表で2018年平昌五輪に出場した宮原知子氏、2021年東京パラリンピック1500メートル走銀メダルの和田伸也選手も登壇し華を添えた。
式の締めくくりとして、関西大学アイススケート部の3人が特設スケートリンクでエキシビションを見せた。式後には宮原氏とカロリーナ選手が横に並び、ハグする様子も見せ和やかにイベントは終了していた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ