『~いのち輝く温故知新の博覧会~古民家フェスティバル in 日本民家集落博物館』が11月22日と11月23日に大阪・豊中市の服部緑地公園内にある日本民家集落博物館で開催される。
大阪府教育庁文化財保護課が開催。期間中には大阪・関西万博のEARTH MARTで使用された茅(かや)を使用したススキのミニほうき作りを行ったり、葦(よし)を使ったアート作品づくりなどをしていく。
会場となる日本民家集落博物館は、1956年に日本各地の代表的な民家を移築復元、関連民具と合わせて展示している野外博物館。北は岩手県「南部の曲家」から南は鹿児島県「奄美大島の高倉」まで12棟の民家が集まっている。
そんな日本民家集落博物館では11月22日に開館以来初めて一般来館者に夜間公開を行う。普段は午後5時で閉館している本館が、午後8時まで開館される。館内の8棟の古民家群がライトアップされ、3組のアーティストによるナイトコンサートや夜空を幻想的に灯すスカイランタンなども行う予定という。
また、11月22日は初めて同所の古民家に宿泊も行う。事前に抽選で決定した25人が宿泊するという。関係者によると大きく募集はしなかったそうだが、1週間で募集以上の人数が集まり抽選の末に決定。この反響に今後も同じく宿泊体験の機会を検討すると話していた。
11月21日にはメディア向けの内覧と点灯式が開催。午後5時半すぎ、会場には初めての夜間向けの点灯がされ、昼とはまた違った光景が広がる。ライトが作り出す光の道ができており、普段とは違った印象で楽しめるものになりそうだ。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ




































