メガネをクイッとあげる寺西（撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ）
アイドルグループ『timelesz』寺西拓人が12月17日に東京・TOHOシネマズ日比谷で主演映画『天文館探偵物語』（監督・脚本：諸江亮／配給：アイエス・フィールド／S・D・P）公開御礼舞台あいさつを俳優・大原優乃、肥後遼太郎、諸江亮監督とともに開いた。
鹿児島・天文館が舞台。南九州一と言われさまざまな事情を抱える人々が行き交うどこかなつかしさのある繁華街でバーテンダーとして働く宇佐美蓮（寺西）は、密かに探偵として街の人の困りごとの手助けをしているという設定。ある日、スリ事件を起こした橋口凪（大原）を、相棒・山下健斗（肥後）と追いかけていくと凪は子持ちのシングルマザーで、夫から逃げてきたと明かす。凪を助けたことで、蓮たちは天文館エリアの再開発を巡る巨大な陰謀に巻き込まれていく――という探偵物語となっている。
メガネ姿で登場した寺西。公開以降の反響として、「身内や周りにいる方々とかが見て『鹿児島という街が素敵で行ってみたくなった』という方もいて。それだけでもこの映画をやってよかったと思いますね」としみじみ。
撮影時のエピソードとして、「確実に当時は疲れていたんです。スケジュールがぎゅぎゅっと詰まっていたので」というハードスケジュールだったそう。そんななかでも、共演者との縁を紡げたといい、「僕、芋焼酎好きなんですよ。それで、鹿児島の出演の方に、いまでも美味しい芋焼酎を贈って頂いています。最近12本くらいかな会社にドーンって箱で贈って頂いて」と会社側を驚かせた話とともに「おいしく頂いています。家でも飲んでます」と大切に飲んでいるそうだ。
推しシーンの話題となると、寺西演じる宇佐美蓮が憤っているシーンで「僕の家族がこの映画を見に行ったときにうち（『timelesz』）のメンバーの原嘉孝くんも出演しているんですけど、そんな笑いようなシーンじゃないのにくすくす笑っていたと聞いたんです。そこが僕も好きなシーンです」と、謎の笑いが起こっているそうだ。なお、寺西は原について「悪い役なんですよ。本当は（本人は）めちゃくちゃいいやつなんです」とフォローも忘れなかった。
事前にファンから募集した質問に応えていくコーナーも開催され、最近解決できた謎として、寺西は「解決できてないし、また原の話になっちゃうんですけど、音楽番組でデーモン閣下とご一緒したんです。僕ははじめましてとごあいさつしたんですけど、原は仲良さそうに2人で話していて」と2人の関係性が気になって仕方ないようだった。
映画『天文館探偵物語』全国公開中！
※初稿にて写真キャプションを原さんと取り違えて表記しておりました。お詫びして訂正いたします。
取材・撮影：水華舞 （C）エッジライン／ニュースラウンジ
