お笑いコンビ『サンドウィッチマン』の伊達みきおと富澤たけしが12月24日正午から12月25日の正午にかけパーソナリティを務めた生放送のラジオ番組『ラジオ・チャリティ・ミュージックソン』(ニッポン放送)。その終盤から完走後の会見の模様が公開された。
ニッポン放送が毎年クリスマス期間に、目の不自由な方たちが安心して街を歩けるように『音の出る信号機』を設置するためのチャリティキャンペーン放送で“ミュージックソン”との略称でも親しまれている。
番組には歴代の『ミュージックソン』パーソナリティをはじめ、サンドウィッチマンゆかりのゲストなど豪華ゲストも次々と登場。12月24日は萩本欽一、内村光良、中村雅俊、ゆず、『Kis-My-Ft2』の宮田俊哉と玉森裕太と二階堂高嗣、鈴木京香、内田有紀、『パンサー』尾形貴弘、狩野英孝、コージー冨田、『東北楽天ゴールデンイーグルス』の岸孝之、出川哲朗、12月25日はパラリンピック水泳金メダリスト/スポーツ庁長官の河合純一氏、榊原郁恵、和田アキ子がスタジオに生出演。パラアスリート・高橋勇市のインタビューも放送された。
番組、視覚障害について知らないことがたくさんあり、パーソナリティ就任後にまずは「知る事」から始めたというサンドウィッチマン。特別番組を前に、歴代パーソナリティのアドバイザーとして『ミュージックソン』に携わっている慶應義塾大学の中野泰志教授に話を伺ったり、筑波大学附属視覚特別支援学校を訪問し、教室を訪れた様子や青松利明副校長へのインタビューなど、事前取材の模様も紹介された。
12月25日が迫ったタイミングで、石塚英彦、メイプル超合金・安藤なつ、ぼる塾・田辺智加の“食べ物が似合う”3人が登場。カウントダウンでクリスマスを迎えると、「スタートから12時間経過して疲れているサンドウィッチマンの2人のために夜食を持ってきました!」とそれぞれが持ち寄った夜食を頬張りながら、この時間帯のアシスタントを務めた久保史緒里と共にクリスマスパーティーを満喫した。
12月24日25時からはサンドウィッチマン、中川家、ナイツの3組で『漫才サミットのオールナイトニッポン~ラジオ・チャリティ・ミュージックソンSP~』を放送。27時からはサンドウィッチマンの所属事務所であるグレープカンパニーの芸人、あぁ~しらき、口笛なるお(わらふぢなるお)、お見送り芸人しんいち、ショーゴ(東京ホテイソン)、TCクラクションが集合し、『オールナイトニッポン0(ZERO)~グレープカンパニー芸人大集合!ラジオ・チャリティ・ミュージックソンSP~』を届けた。
また、『ミュージックソン』はニッポン放送をはじめ全国11のラジオ局が参加し、それぞれの局で24時間の特別番組を放送しているが、そんな各局を結びパーソナリティ同士がエールを交換する「声の握手」のコーナーも24日、25日の2回実施。ニッポン放送アナウンサーが東京・神奈川・千葉の3方面に別れて各地で募金を呼び掛けた「アナウンサー募金隊」の中継では、サンドウィッチマンがブレイク前に同居していた時代に近くに住んでいたという板橋区のハッピーロード大山商店街からの中継に石塚英彦がコロッケを手に登場するサプライズもあった。
エンディングでは、筑波大学附属視覚特別支援学校の児童がイマジンスタジオに駆けつけ「ジングルベル」を合唱、サプライズで代表の児童からの手紙が読まれると、サンドウィッチマンは「ありがとう!」と笑顔を見せた。最後に「24時間、大変でしたがやってよかった」と伊達、「正式にオファーを受けていない」と言い張っていた富澤は「なんだかんだでやっちゃいましたね」と話すとスタジオは笑顔にあふれ、24時間のハイライトが流れるなか「みなさん本当にありがとうございました!」と特別番組に幕を下ろした。
番組が終了した25日正午時点の募金総額は4148万305円となっている。
サンドウィッチマン 24時間完走後コメント
【伊達みきお】
ゲストの方にもパワーをもらい、たくさんの方に助けてもらいながら24時間走り抜けることができました。
教わったことが多かったので、ちゃんと伝えていかないといけないなと思いました。
【富澤たけし】
早く帰らせてくれと思いますが(笑)
いろんな人に支えられて、何とか24時間やることができました。24時間、終わってみたら楽しかったです。






















