映画『鬼の花嫁』(監督:池田千尋/配給:松竹)製作報告会が2月16日に東京・目黒の代官山鳳鳴館で開催されW主演する“キンプリ”の愛称で親しまれているアイドルグループ『King & Prince』永瀬廉と俳優・吉川愛、池田千尋監督、西麻美プロデューサーが出席した。
『鬼の花嫁』は作家・クレハ氏が2020年より刊行している小説が原作。2021年にはコミックス化されており小説・コミックス・電子含むシリーズ累計発行部数は650万部を突破している人気作。あやかしと人間が共存する世界を舞台に、家族から愛されず虐げられてきた東雲柚子(吉川)と、あやかしの頂点に立つ鬼の一族の次期当主・鬼龍院玲夜(永瀬)が出会ったことによって運命が動き出していく。主題歌は『King & Prince』妖艶で甘美な世界観を、大人びたワルツのリズムにのせ和のエッセンスを加え表現したラブソングの最新曲『Waltz for Lily』となっている。
本日W主演の2人が着用してきた衣装は劇中で着た衣装なのだそう。永瀬は、「僕も今これを着てて、ちょっと玲夜モードというかそういう感じですね」と、気持ちが切り替わっていると話したり、自身としては、「ちょっと和の感じもあるんですけど、ジャケットと洋の部分もあったり。なんか、そこらへんのバランス感がすごいいい塩梅で個人的にも大好きですね」と気に入っているものだそう。
一報の吉川は、「これを着るとすごいピシッとなります。ワンピースにこの赤の帯を合わせたときに、すごく感動しまして!こんな発想なかったなと思ったので、最初から着るたびに毎回嬉しくて!」とテンションがあがるのと同時に、本日も履いている舞妓さんたちが履くようなぽっくり下駄も、「ちょっと歩くのが大変だったんです。慣れるまでにちょっと時間かかったんですけど、最終的にはこれを履いて走れるようになりました」とも話していた。
こうした作品の衣装について、池田監督はキャラクターデザインを担当したスタイリストチーム『Babymix』(ベビーミックス)とともに「何度も話しました。和と洋が合わさってるという、あやかしと人間、っていう、別の種族が混ざり合って、生きていっているっていうことの象徴でもあるというふうに思っていて。たぶん明治・大正期のファッションとかも参考にさせてもらって。ただ和装の人、洋装の人ではなくて、現代の日本と、あやかしっていう古来の文化っていうのが混ざり合ったらどういう風になっているだろう、っていうことをたどりながら作って頂きました」と解説していた。
さらに池田監督へ永瀬と吉川の2人へ撮影を通して感じた印象を質問。吉川については、「愛ちゃんは芯が強いっていうのは最初からの印象としてあったんです。それと役に対する解像度の深さ。最初に出会ったときから、あ、吉川さんが思う柚子の中で柚子としてセリフが通る・通らないっていうことが大切な基準になる……っていうふうに思ったので、そこはずっと信じてやれました」と、信頼を置いていたという。
一方、永瀬へは「永瀬くんは、私はもともといろんなもので拝見してましたけど、不思議なバランスを持ってる人だなあ、っていう印象があったんです。でも、だんだん撮影しててわかってきたのが、自分の中にある物語を、人にかんたんに見せたりしないんですよね。いつもさらっとやってるように見せてるんだけど、本当はすごいたくさんいろんなものを背負ってて……っていうその何かに触れてみたいって思わされたというか。だから撮影が進んでいくなかで、すごい掴ませてもらった感じがあるんです。こんなにこの人、可能性があるんだ、っていう可能性をものすごく見させてもらった感じですね」と、評していた。
その結果、池田監督は「私はこの2人と一緒にお仕事ができて本当に楽しかったって思うんです。今日久しぶりに二人に会ったときも単純に嬉しいって気持ちになるっていう、そういう関係になるまでの“お互いの心の交わし合いができたぞ”っていう。それがすごい残っているんですよね」と、何か手応えがあったそうだ。
映画『鬼の花嫁』は3月27日より全国公開予定!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ




