俳優・芳根京子、アイドルグループ『Snow Man』“しょっぴー”こと渡辺翔太が6月11日に東京・新宿のTHEATER MILANO-ZaでBunkamura Production 2026 DISCOVER WORLD THEATRE vol.16『ウェンディ&ピーターパン』(演出:ジョナサン・マンビィ)取材会を俳優・石丸幹二とともに開いた。
世界的名作「ピーターパン」に新たな登場人物を加え、ウェンディの視点から大胆に翻案した作品。2013年にイギリスで初演され、日本でも2021年8月から9月にかけて上演されており、さらなる進化を遂げて日本再演となる。ウェンディ役を芳根、ピーターパン役を渡辺が演じる。
渡辺は作品へ「ウェンディ視点のピーターパンってことで、たぶんみなさまが抱いてるピーターパンのイメージより相当奥深さだったりとかが伝わるかなって思います」といい、来場してくれた方へは「来て頂いたみなさまには新宿のど真ん中ですけど、“ここはネバーランドだよ”ということを伝えて、みなさまと一緒にお客さまもネバーランドに来た気分になっていただけたらいいなっていう思いでやれたら。初日がまもなくですがその感覚がまだなくて、ちょっとふわふわしているんです。この後のゲネプロも心配だな……とか思いながらですが、笑顔でケガなく楽しむことが一番大事かなって思っています」と、意気込んだ。
舞台出演は「僕としては舞台はもう何年ぶりか分からないんです。そしてその何年か前っていうのはうちの事務所でやっていた舞台だったので、こういった(事務所とは違う外部の)環境での舞台っていうのは僕はほぼほぼ初めてに近い環境なんです。だからもうすべてが本当にフレッシュなことだらけで」という渡辺。
そこからけいこの詳細に話がおよび「けいこ場の言い方では、テーブルワークという、分かりやすく言うともう座学みたいな、大学の講義を受けてるかのようなものがあるんです。台本読み合って『これはどう思う?』って聞かれたり『それに対しての答えは何でしょう?』とか。本当にもう授業みたいな。で、僕は学生に戻った気分になるんですが、当時から座学が苦手だったんです(苦笑)。だから本当にもの凄く一生懸命……というか必死でやってました」とのこと。
そんな座学で積み重ねたものをけいこで表現しきれたときに「演出のマンビィさんに『グレート!』って言われた時の嬉しさみたいなのはありましたね。緊張感があって、楽しいながらも“今のが合ってたか合ってなかったか”っていう緊張感がけいこ場でありましたから。『グレート!』って言われた時はめちゃくちゃ笑ってくださるから嬉しくて」と、モチベーションになっていた様子。そこから思わず、「フライングもあるんですけど、緊張で台詞が“飛ばない”ように」と言うと、芳根から「おっ上手い今の!」「よっ!」と、褒められていた。
その話題に挙がったフライングシーンへは、「いろんな飛び方するので見てください」とバリエーションを窺わせる。以前の所属事務所の舞台でもフライングはあったそうだが、それとは別物という渡辺は「“渡辺”として飛んでるから僕はどんな動きしようが別に僕の自由、僕が美しいと思った形で飛べばよかったんです。でも、今回は役が乗って飛ぶっていうことは初めてで、ピーターパンで飛んだ時こういう格好で飛んでるよなとか役が乗った動きがあるフライングっていうのはなかなか経験のないことなので」と、気を引き締める。すると横から石丸が、「飛び方で一番僕が好きなのは、実はワイヤーじゃない飛び方をするところのやつなんです」と、渡辺の見どころを話すことがあった。
記者から見どころも問われると、渡辺は「みんなで飛んだりとか視覚的に分かりやすい、フライングのシーン。それと、フライング以外でも、ライティングだったり照明、音、いろんなものが乗っかってくると結構美しく見えます」とのことだった。
そして渡辺から、「お客さまと一緒に楽しむ。巻き込む。ちょっとしたやり取りだったり、問いかけてるとこだったりとか、お客さんとの一体感を生まなきゃいけないシーンみたいなものもたくさんあります。『観に来て良かったな』って笑顔で帰っていただくことが一番かなと思います。僕たちが楽しめば、まあお客さまも楽しんでいただけるかなっていう思いで、ピュアな気持ちでやれればいいなと思っております」と、意気込んで会見を締めくくっていた。
Bunkamura Production 2026 DISCOVER WORLD THEATRE vol.16『ウェンディ&ピーターパン』東京公演は6月12日から7月5日までTHEATER MILANO-Zaにて、大阪公演は7月13日から7月20日までフェニーチェ堺 大ホール(堺市民芸術文化ホール)で上演予定!
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ



