カゴメ『Beyond グレープフルーツを使ってないグレープフルーツ味の100%ジュース』10月6日より販売へ

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(撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ)

 大手食品・飲料メーカーのカゴメ株式会社が9月30日に都内の同社内で新製品発表会を開催。『Beyond グレープフルーツを使ってないグレープフルーツ味の100%ジュース』を10月6日より全国発売することを発表した。

 グレープフルーツ味を開発した背景として、近年、グレープフルーツ果汁の価格が高騰しているという現状があるという。直近10年では約2倍の購入価格へと変化し、輸入量が急激に減少したうえ、グレープフルーツ味の果汁100%飲料の市場規模は直近10年で80億円から50億円まで縮小と、グレープフルーツ果汁を楽しめる機会が過去と比較して減っている。本製品を開発するにあたって飲料・食品開発部の大西宏明氏は「グレープフルーツジュースをスーパーでも見かける機会が減ってしまい、弊社ではそこも社会課題だと感じました」という出発点となった。

 「野菜・果汁ミックスジュース」の開発で培ったブレンド技術を利用し、グレープフルーツ果汁と砂糖を使わずしてその味を実現した。具体的にはにんじん・ほうれん草・メキャベツ(プチヴェール)・ぶどう・レモンなどを混ぜ合わせているという。そのベースとなったのは、コクよりも柑橘のようなさっぱり感を持ちフルーティーな香りのするオーストラリア産の『黄にんじん』など。そこに、メキャベツ(プチヴェール)はむきたての果皮を思わせる香りもつけ、レモン・プチヴェール・ほうれん草でグレープフルーツ独特の苦みも表現した。

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 こうした材料について飲料企画部の近藤洋輔氏は果物よりも野菜を利用することで「黄にんじんも栽培をしやすいとは言えませんが、安定性という意味で見ると、安定かなと感じております。そこで安定的な供給を安定的な価格でできるのではないかと考えております」と実感を話していた。

 さらに、今年3月には『Beyond オレンジを使ってないオレンジ味の100%ジュース』を新発売。こちらの6月までの出荷は計画比122%を達成する反響もあったという。同社の調べで東北エリアのある会社にて3月10日から3月14日までの販売金額において、同製品は既存オレンジジュースとのカニバリズムを起こさず売上を上乗せしたというデータもあったという。

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 ちなみに、会場では実際に記者たち約40人に100%のグレープフルーツジュースと本製品をブラインドで飲み比べて当てられるかという実験も敢行。会場の8~9割の記者は100%のグレープフルーツジュースを当てる状況となっていた。

 同社では『Beyond グレープフルーツを使ってないグレープフルーツ味の100%ジュース』は店頭想定価格は税込み130円前後を想定しているという。

 取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ

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