歌手・miwa、昆夏美、ASCA、みきまりあが10月9日に東京・高輪ゲートウェイ駅直結のMoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000でアニマーシブライブ『竜とそばかすの姫 – PROJECT LAYRA -』プレスプレビューを細田守監督とともに行った。
同所にて物語を「観る」だけでなく、作品の世界に入り込み、熱狂の一部となる次世代の「アニメ」と「イマーシブ」を融合させた体験型エンターテインメント『アニマーシブライブ』を展開する。上映される映像の物語は細田守監督が2021年に世に送り出したアニメーション映画『竜とそばかすの姫』のスピンオフの物語。歌姫「ベル」と<U>全体を巻き込んだ「竜」の騒動から5年経ち、ベルをプロデュースしたヒロちゃんが新たな歌姫「LAYRA(レイラ)」を見出したという設定。参加者は仮想世界<U>の中で行われる音楽ライブ・イベント『Utopia』の観賞をするという形となる。
B1FからB3Fというビル3階分の高さが確保され、約1000平方メートルあるという会場に入ると、まず目に入るのは正面と左右サイドにある巨大なスクリーン。そこに<U>の空間の映像が流れており、一気に非日常の空間に足を踏み入れた気持ちになる。
開演30分前からたびたび<U>のキャラクターがスクリーンに登場。スタンディングでの観賞を推奨で、パフォーマンスにあわせて声出しや拍手も推奨とライブ空間であることが伝えられる。さらに、キャラクターから、仮想世界で名を馳せている歌姫「LAYRA(レイラ)」のことなどが語られ、何も知らずに本イベントに飛び込んでも、LAYRAの存在を感じられる仕様となっている。
仮想世界のライブから始まったLAYRAの物語。〈As〉と呼ばれる仮想世界のアバターを使うことができなくなってしまったとき、LAYRAのオリジンである少女・コトミが「歌いたい」という強い想いを頼りに初めて自らの意志で踏み出すという流れ。
本日の出演キャスト+歌手・鈴木このみの5人の歌姫が日替わりでパフォーマンスする本作。ゲネプロではmiwaがキャストとしてドレス姿でコトミとしてステージに立った。楽曲の熱唱はもちろんのことコトミ役としてスクリーンに映る映像にあわせての演技なども披露。仮想世界と現実が交差するステージングで場内を熱狂させた。
終了後に本日出席の歌姫4人からコメントが寄せられた(鈴木は海外公演のため欠席)。ASCAは、映画『竜とそばかすの姫』を鑑賞したときに感じた歌の力を本公演でも感じてほしいといい、「歌い踊り演じることで頂いてきた歌の力をお返ししたいと思っています!実際に目で観ていただいて体感してもらえれば」と意気込む。なお、「一番伝えたいなというのがスマホの充電をマックスにして来て欲しいなって。公演中に携帯と連動しながらの演出があるので。モバイル充電とかもいいかもしれません」とも話し、一同も大きくうなずいていた。
昼公演のゲネプロを行ったという昆は「新しいものを観たという感覚になってもらえると思います。5人それぞれのレイラ/コトミがいると思いますので、愛して頂ければ」と話す。苦労した部分として、普段舞台俳優としてさまざまなステージに立つがアーティストとして歌を披露することがあるだけに、「ライブの温度感が私はわからないので、私が特に頑張りたいなと思っているのは、演じることというよりも音楽を通して、この作品のパワーだったり、ライブを通して、私らしさや、この作品の素敵なところを届けるっていうのが、私の課題だなというふうに思っています」といい、「歌姫のみなさんとお話しているんですけど、みなさん悩むところが全然違うんです。5人が集まっているのは大きなポイントだなと思います」とも話していた。
miwaは『竜とそばかすの姫』が「大好き」だったが舞台で演技を披露するのは初といい、「舞台に出たことがなかったのでどんな感じなんだろうと思っていたら、想像を超える大変さで。凄く準備したよね私たち」と3人を見ると3人ともうなずく。miwaとしては、「自分のライブより大変だったと思います」と苦笑い。「『5人それぞれのレイラでいてほしいと言われているので、違いを楽しんでもらえればと思います」と、アピール。なお、「やはり原作、『竜とそばかすの姫』を絶対に見返してから来てほしいです!あともう1つ。絶対に早く会場についてほしいです!始まる前に30分間ヒロちゃんが登場したり、楽しみ方をかなりレクチャーしてくれていて、そこから実は<U>の世界に誘う準備が整っているので」と熱を込めて話していた。
みきまりあは、「参加できて嬉しく思っています。けいこも何から何まで大変ではあったんですが、自分にとって新鮮で新しい体験でした」と振り返った。
細田監督は「きょう初めて一観客として拝見しました。ライブというか、演劇というかミュージカルというか、なんとも言えない体験をしたなという気分です。本当に体験したなという気分です。バーチャルと生身との部分をmiwaさんはきょう演じてくださいましたが、5人の歌姫それぞれで新しい体験をみなさんで共有していただけるのではないかなと思います」と感想を寄せた。
『竜とそばかすの姫 – PROJECT LAYRA -』は10月10日から11月15日までMoN Takanawa: The Museum of Narratives Box1000にて上演中。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ































