4月13日からスタートし10月13日まで大阪・夢洲を舞台に開催されている『2025年日本国際博覧会』(通称:大阪・関西万博)。終了1ヶ月半となった8月下旬にロボット工学者・石黒浩氏がプロデュースしたシグネチャー『いのちの未来』を訪れた。
外観は水が張られた浅い堀、建物は黒い膜に覆われ、その膜の上から水が流れミストが覆うタイミングもあるなど涼しげな佇まい。完全予約制となっており、その時間に集合場所に行くと、そこから10数分ほど黒い膜の中で待つことになる。膜内は風が通ると周囲が水なこともあり涼風が吹くが、無風のタイミングは蒸し暑く感じるといったところだろうか。
待機中にタブレットとイヤホンが1人1個貸し出される。入場前にそのタブレットを操作して設定する必要があり、タブレットに字幕を表示するのか、音声のみでいいのかを選択したり、心拍数のデータなどは個人が特定されないようにデータ利用される説明なども記載されている。
館内は数ルームを巡っていくことになる。人間とアンドロイドの未来の関係性を祖母と娘のドラマを通して、25年後、50年後などのスパンの映像で体験していく。
ドラマパートの後には、また違った形で人間とアンドロイドの今後の想像される関係性を展示。その中には、タレントのマツコ・デラックスが75年目の活動をしているという設定の“マツコロイド”が、アンドロイドたちとトークバラエティ番組を繰り広げるという一幕も。マツコがアバターになりたいキャラクターを聞かれ、いろいろあるそうだが、「言葉にすると引いちゃうかもしれない」と、話を切るトークスキルの高さは変わらずといったテンポで話もしていた。
本パビリオンは予約時間に集合してから出口を出るまで約1時間と長く楽しめるものとなっていた。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ