『兵庫県競馬ブランド戦略記者発表会』が4月1日に都内ホテルで開催された。
兵庫県競馬組合が兵庫県競馬(園田競馬場・姫路競馬場)の全国的な認知およびイメージ向上を図るためブランド戦略を4月1日よりスタートする。この施策により園田競馬場・姫路競馬場を総称するブランド名称を『HUK』(兵庫アーバン競馬)と設定。2029年に開設80年を迎える姫路競馬場の新愛称も『姫路アーバン競馬』、2030年に開設100周年を迎える園田競馬場も『阪神アーバン競馬』との新愛称が公表となった。
全国の地方競馬の2025年売上は約1兆1474億円と過去最高を記録し、2015年 (約4171億円)から約2.7倍に拡大している。しかし、一方で、その9割以上がインターネット投票によるものとなっており、競馬場の来場という“リアル体験”は、相対的に縮小を続けているという現状がある。
兵庫県競馬は全国14主催者ある地方競馬のなかでも、最古の歴史と全国2位の売上規模を誇っており、地方競馬の構造的な矛盾に向き合うとともに、競馬場に人を呼び込み、地域における存在価値を再定義するブランド戦略をとることに至った。
会見で兵庫県競馬組合 事務局長の野口吉浩氏は、昨年の来場者数が約270万人でコロナ禍前の規模には戻らないということを逆に「来場して頂くことが成長機会になるのではとわれわれは捉えました」という。
さらに、野口氏はファンエリア改修の構想もあるといい、そのイメージ図も公開。現時点ではどの時期に何をという具体的なものは話すことはできないそうだが、野口氏は「前年度比2倍以上には拡大していきたいと思っています。将来的には体験型のエンターテインメントの場にしていきたいと思っています。新たなモデルケースになっていくと思っております」と話しつつ、「イルミネーションはすぐに取り掛かります」とした。
記者との質疑応答では『HUK』の読み方が“えいちゆーけー”だと言いにくいんじゃないかという問いかけに、野口氏は「今のところHUK(えいちゆーけー)と考えています」としていた。
こうした施策を発表し、野口氏は「どのように実現できるかワクワクしております。今は緊張しておりますが」と、心境を語っていた。
ほか、山内健司と濱家隆一によるお笑いコンビ『かまいたち』をブランドアンバサダーに起用し、新CMも4月25日より全国放送することとなった。
取材・撮影:水華舞 (C)エッジライン/ニュースラウンジ










