M・A・O初参加ナナシスライブへ「“降ろす”の頑張ってます」

M・A・O初参加ナナシスライブへ「“降ろす”の頑張ってます」10

 “ナナシス”の愛称で親しまれている「Tokyo 7th シスターズ』デビュー記念イベントが30日、東京・神田明神内で開かれ春日部ハル役・篠田みなみ、桂木カヅミ役の立花理香、逝橋エイ役のM・A・Oが登場した。

 2014年よりサービス展開をしている“ナナシス”の略称で親しまれているアイドル育成リズム&アドベンチャーゲーム『Tokyo 7th シスターズ』。ゲームだけではなくライブやアニメーションなどさまざまなメディアミックスがされているコンテンツだ。逝橋エイが今月25日にCDリリースを果たすことに。作品内では、次世代アイドル劇場型スタジオ『スリーセブン(通称:ナナスタ)』の二代目支配人としてアイドルを育てていくが、逝橋エイのデビューにより、ナナスタ所属アイドル全員がデビューしたことを記念してのイベントとなる。

 トークショーの前に、まずはヒット祈願イベントが同所の御神殿で開催。ご祈祷や祝詞、大麻(おおぬさ)と呼ばれる祭具でのお祓いなど、玉串拝礼、お神酒をいただくなど、今後のさらなる飛躍へキャスト陣は祈りを捧げた。

 その後観客たちのいるなかでのトークショーへ。M・A・Oは同所でのイベントに“人間以外のお客さん”が見えちゃうや実家が神社という逝橋エイのキャラ設定をふまえて、「神社でのイベントで、エイちゃーん!と、思って」と、雰囲気満点なことを喜んだり、ヒット祈願へ「空気が清らかでこれからも頑張っていこうって思って。祈願の後に御札なども持たせて頂けて良かったなって」と、気持ちも新たになったそう。

 そして、作品の話題へ。デビューが決まった時の心境について質問が飛ぶ。先に昨年8月にソロデビューしている立花は、「マジで!?と思いました。8、9年くらいあったので、な、なんだ、ドッキリか!?なんのタイミングだ!?って思いました。うそー!えーっ!!て」と、とにかく驚きが大きかったそうだが、「まだ残っている3人でユニットを組むと偉いことになるんじゃ……(苦笑)。どうなるんだろう思っていたら『ソロです』といわれて。ソロでデビューする!?な、な、なんということでしょう!と、驚きが1番でした」と、ソロということに、よりビックリしたそうだ。

 一方、M・A・Oは、「私はみなさんがソロでデビューされるので、置いてかないで~!という気持ちになって(笑)。でもそうすると、何もお知らせ頂いてなかったですけど、私もソロなんじゃと。置いていかないで~という寂しさと、同時にドキドキで。その後に『デビュー決まりました』と言われて“やっぱりかー”という気持ちと、“あー!”といういろんな感情がごちゃごちゃしていました」と、当時の心境を説明しつつ、「デビューをできるというのを待ってくれていた“支配人”の方もいると思いますし、おまたせしましたという気持ちにもなりました。一体どんな曲なんだろうというワクワク感もあって」と、“支配人”に寄り添うような気持ちにもなったそうだ。

 立花はソロ楽曲『恋セヨ乙女』の歌唱へカヅミのキャラクター性から「本が大好きで、物静かな彼女がどんな歌を歌うんだろうと思ってて」と、想像を膨らませていたそうだが、「そうしたら可愛い曲が送られてきて、送り間違ったんじゃと思ったんです(笑)。でも、可愛らしい中に、ディクショナリーがあったりカヅミさんらしくて。どう、カヅミさんに歌ってもらうかなって」と、自身としては意外だったとも。

 楽曲『悠久の輪廻』へ、M・A・Oは「エイちゃんらしさが詰まっている素敵な歌詞だったので、歌わせて頂くことが楽しみでした」と、待ちに待っていたそうだが、「収録日がちょうどエイちゃんの誕生日で、スタッフさんからも『エイちゃん誕生日ですよね!おめでとうございます!!』と、言われたりしてエイちゃんづくめで」と、記念日の収録になったという裏話が。楽曲へは「世界観がエイちゃんらしいというか。いる人もみんなでいまを楽しんでいこうというのが、らしいなって。のびのびと楽しく歌わせてもらいました」とのこと。篠田からは「聴いてるこっちが天に上るようなかんじで」というような楽曲になっているそうだ。

 続けてそれぞれの、楽曲のポイントへ。立花はBメロの部分の最後に「ウキウキ感やドキドキ感の流れが大好きです」といえば、篠田は「高音パートすごい伸びで綺麗と思って」といいM・A・Oは「ふわふわした優しい世界に誘われる感じでした」との感想を。

 M・A・Oは「どこもかしこも歌詞がいいんです。レコーディングのときはこういう感じでどうだろうと、いろいろ試させて頂いて。最後の落ちサビを元気に歌うか、優しく歌うかどうしようかとかいろいろ試してみていまの感じになりました。あそこの部分はエモさが詰め込まれている箇所です」と、エピソードとともに挙げていた。

 イベント後半には11月19、20日に幕張メッセ国際展示場 ホール7・8、12月18日にぴあアリーナMMで開催される『Tokyo 7th シスターズ 6+7+8th Anniversary Live Along the way』のトークへ。この話題になった際にM・A・Oはナナシスのライブ初参加なだけあり、“荒ぶり”だし、当日の衣装へ「エイちゃーん!楽しみだー!と。着るよー、着るよー、着させて頂くんだって思ってます!」と、気合が入っているよう。ここで篠田が「ライブに向けて頑張ってることはありますか?」と聞くと、M・A・Oは「全部、ダンス頑張ってます、歌、頑張ってます、エイちゃんを降ろせるように。巫女なんで“降ろす”の頑張ってます」とテンション高く話す。すると立花も「今度のエイちゃんの衣装が楽しみなんです」と、期待を寄せていた。

 ほかにも、篠田が「個人的に聞きたいこと」とグイグイと好きな食べ物を聞いたり、3人でチャーハンの具に何を入れるかで盛り上がったりと、和気あいあいな雰囲気の中でのものとなっていた。

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