水瀬いのり「ダーウィンが来た!」で紡がれた縁に感謝

水瀬いのり「ダーウィンが来た!」で紡がれた縁に感謝1

 声優・水瀬いのり、『QuizKnock』のこうちゃんと須貝駿貴が4日、東京・ユナイテッド・シネマアクアシティお台場で映画『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』(監督:久保嶋江実/配給:ユナイテッド・シネマ)公開記念舞台あいさつを久保嶋監督とともに開いた。

 NHK総合テレビの人気自然番組『ダーウィンが来た!』の劇場版第4弾。今回の舞台は“日本列島”。15年以上にわたって世界各地の自然を撮影してきた番組取材班が、とりわけ時間をかけてじっくりと撮影してきた日本の生きものたちの、驚きのスクープ映像から、思わずほっこりな親子のドラマまで、日本の自然を楽しめる作品に仕上がっている。

 本作のナレーションを担当した水瀬。「前作第3弾でもナレーションに携わらせて頂いて、『QuizKnock』のお2人が参加してくださるのがまた違った要素で、クイズもあるので年齢幅を広げてくれていると思います。私もそこは純粋に楽しませて頂きました。自分たちも考える側なるので、映画を鑑賞するポイントになるのでは」「こういうふうに遺伝子を発達させて生きてきた生き物がいると思うと、興味深くてゾワッとしましたね」と、アピール。

 さらに、『ダーウィンが来た!』ではヨツコブツノゼミ ツノミンの声も担当しているということで、「お子さんがいらっしゃって、普段お話することのない先輩方からもお声をかけてもらえるんです。自分の広がりにもなっていて、たくさんの方に愛されている番組だからこそということを感じています」と、紡がれた縁に感謝する一幕も。

“町民”であることを告白する須貝

 こうちゃんと須貝は、作品に出演。こうちゃんは、「自分が映画の中でしゃべってるってことで感動しました」と、ジーンとしたという。一方、須貝はこうちゃんが「水瀬さんのナレーションがすごくて」というと須貝は「10年遅い!」とツッコミつつ、観客たちを見回して「双眼鏡を持っている方もいますけど、“町民”(水瀬のファンたちの呼び方)でしょ!おれもそっちに行ったことあるから!」と“ガチ勢”であると言い出し、水瀬の声優デビュー作となった2010年のTVアニメ『世紀末オカルト学院』から水瀬を注目しているということを告白。

 水瀬のことを興奮気味に話す須貝を横目に水瀬は、「2、3年くらいしたら『俺が育てた子』って言いそうですね」と、たしなめつつ、それでも、「『世紀末オカルト学院』のころから知っていらっしゃっても、距離感を保っていらっしゃって、さすがわきまえてらっしゃるなって。快適にいというか、しっかりお話させていただいたんですけど、気さくな方なんです。頭の良い方たちは、揚げ足をとってくるのかなって思っていたら、お兄さん的存在で安心しました。すごく引っ張っていただいています」と、適切な距離感をとってくれたと感謝をしていた。

 収録の話題へ。久保嶋監督は水瀬へ、「映像を先に見た水瀬さんが声を作ってきてくれたんです。私も、ずっと観ていた映像でしたけど、そこに色がついて、私たちも収録を楽しんでいました」と、水瀬によるプロの仕事ぶりに感じ入っていたそう。これに水瀬は胸をなでおろしながら、「しゃべらない動物たちにセリフがあるというのはイマジネーションの世界だなと感じているんです。声のお仕事は命のないものを擬人化したり、映像化したときのイメージを膨らませるということは普段からお仕事をさせて頂いてて。今回アンサーがないのが逆に不安があったんです」と、心情を語っていた。

 イベント後半には、クイズコーナーも開催。こうちゃんと須貝が出題されたクイズに答えている間は水瀬は、「私、(このコーナー中は)いらない子だと思うので。きょうイチのエンタメがいま出てますから、ここにいるみなさんが楽しいと思ってますよ」と、盛り上げに徹することに。

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なでなでする水瀬

 そんななか、水瀬自身に関する三択の質問も展開。水瀬が好きなツノミンの特徴は?という質問だったが、「頭の形です。やっぱここっしょ」と、隣にあった人形をなでなでしながら回答。『QuizKnock』の2人はハズレてしまいガックリしていたが、水瀬はそれを見て「絶対に正解すると思っていたんですけど……嬉しいです」とSっけがチラリと垣間見えるようなコメントをしたり、観客たちへも「(回答で間違いの選択肢の)Cと答えた方は修行してください」と、話していた。

 そして、水瀬から「同じ地球の中で頑張っている子達が入るんだと思ってもらえたら話が広がると思います。何度でも映画館で動物たちの活躍を観てもらえれば」と、メッセージを寄せていた。

 『日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!』は公開中!

 ※水瀬いのり過去記事
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 ※『QuizKnock』過去関連記事
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