本名陽子&ゆかな名乗りに高橋李依大喜びで堀江由衣握手勧める

本名陽子&ゆかな名乗りに高橋李依大喜びで堀江由衣握手勧める1

 アニメーション『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』(監督:土田豊/配給:東映)大ヒット舞台あいさつが2日、東京・港区のTジョイPRINCE品川内で開催。アニメ『魔法つかいプリキュア!』から朝日奈みらい/キュアミラクル役・高橋李依、リコ/キュアマジカル役・堀江由衣、アニメ『ふたりはプリキュア』&『ふたりはプリキュア Max Heart』から美墨なぎさ/キュアブラック役・本名陽子、雪城ほのか/キュアホワイト役・ゆかなが登壇し、司会を寺迫麿が務め、新旧プリキュアがトークを繰り広げた。

 アニメ『プリキュア』シリーズの20作目となる劇場版。そのタイトル通り、これまでの歴代プリキュアらが全員出演するという豪華版で3月19日から公開中で、昨対比120%の好成績を見せている。今回は『プリキュア』シリーズ初のミュージカル仕立てで、プリキュアの涙をめぐる戦いが繰り広げられる。ゲストとして、本作オリジナルキャラクターでプリキュアたちの前に立ちはだかる魔女・ソシエールを新妻聖子、ソシエールの手下・トラウーマを山本耕史が演じて話題にもなった。

 夜のイベントとあって、“大きいお友達”が詰めかけ熱気にあふれる中でのイベントに。そんななか、現れた4人は、まずは『プリキュア』シリーズではおなじみの名乗りからスタート。とくに、高橋と堀江は息を合わせた振り付きで、視覚的にも楽しませることに。続けて、本名&ゆかなによる名乗りとなったが、高橋はテンションが上がりまくり、「『ふたりはプリキュア』を観てたから!」と、名乗る前から大興奮!終わった後も、堀江から、「握手してもらいなよ」と、勧められるほどの感激ぶりで、「本物を生で聴けるとは思わなかった!」と、大喜びだった。

 本名とゆかなは、20作目の劇場版のプリキュアということで、これまでの作品を振り返ってみての感想を求めると、本名は「あっという間という感じです」というとゆかなは、「ビックリです。こんなテイストの作品が初めての試みで、いつのまにかいろんな命運が私たちの肩にかかってて(笑)。気がつけば、今年もやるんだということになってて、ふとしたときにすごいことになっていると思って」と、さすが初代らしいコメントが。

 初代を含め歴代プリキュアらとのアフレコへ、高橋は「マイク前で声を発されてた時に、その方が演じているプリキュアの“スタンド”が見えました!本当に気が引き締まりました」と、まさかの『ジョジョの奇妙な冒険』ネタをぶっこんだ感想で、観客は大爆笑!堀江は、「やっぱり格好いいですよね」と、うなずくことに。

 そんな高橋と堀江へ、寺迫から「初代の2人へ聞きたいことはないですか?」と、尋ねると、高橋は、「戦いのときに心がけていることはありますか?」と、本気の眼差しで尋ね、本名は「勝つぞと真剣にやってます。同じセリフでもコピペじゃなくて、出していて、毎回、失ってもいいくらいの覚悟で声を出してました」と、心得を伝授するという真面目な話も。

 さらに、『プリキュア』でしてみたいことはないかと質問もあったが、高橋は「実写とか、私もパンチを出してみたい!」と望んでみると、本名が、「実写化という話は以前にあったんですよ。あとは舞台化とかどうですか?」と、裏話とともに提案も。堀江は、「私はプリキュアの新シリーズを隙あらば、スタッフさんに話しています。もし、どれかが採用されたらと思って」と、野心的な様子を見せることもあった。

 そんな中、ゆかなは、「みんながずっと夢中になってくれるコンテンツであってほしい。みなさん毎年頑張ってくださるし、その年ごとに、全力をかけているので。その時間が続けばいいなと思っています」と、真摯な思いを。これに高橋は、「煩悩ばかりですみません」と恐縮だったが、ゆかなは「それがいいんですよ。1つ1つが積み重なっていくんだから」と、そっと背中を押す優しさを見せていた。

 ほかにも、本名がアフレコ現場で、プリキュア声優でママになった“ママキュア”同士で子育ての話をしたりしているということや、お菓子の話題が盛り上がるといった楽屋話などで盛り上がり、最後は堀江が、オールナイト上映を楽しむ観客へ向け、「魔法をかけます!」と、前フリ。そして「キュアプラパパ、みんなが寝ないように!」と、茶目っけたっぷりだったり、高橋は、本名とゆかなへ向け「安心してください!プリキュアの未来は任せてください!!」と、シリーズのバトンをしっかりつなぐことを宣言し、拍手で大盛り上がりのなか、トークは終了となった。

 『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』大ヒット公開中!