「映画 ネメシス」メイキングカット公開!美術スタッフ解説

「映画 ネメシス」メイキングカット公開!美術スタッフ解説1

 俳優・広瀬すず、アイドルグループ『嵐』櫻井翔がW主演し公開中の映画『映画 ネメシス 黄金螺旋の謎』(監督:入江悠/配給:ワーナー・ブラザース映画)。本作のメイキング画像が3日、解禁となった。

 2021年4月から1クールで放送されたドラマが広瀬&櫻井主演、江口洋介ら共演で映画化。天才的なひらめきで事件の真相を見破っていく探偵助手のアンナ(広瀬)と、ポンコツだが人望に厚い自称天才探偵の風真(櫻井)が、横浜にある探偵事務所「ネメシス」に舞い込むさまざまな依頼に栗田(江口洋介)とともに挑んでいく探偵物語。

 さまざまな要素がスケールアップしているにもかかわらず、その中でまさかの“スケールダウン”をし、話題を呼んでいるのが彼ら「ネメシス」の探偵事務所。ドラマシリーズでの活躍で人気探偵事務所となっていた「ネメシス」だが、突如として依頼がピタリと止まり、経営難に陥ってしまう。CEOである栗田は事務所を小さな場所に移転し、愛車も買い替えてこの危機を耐えしのいでいる。そんな探偵事務所ネメシスに、史上最高報酬の依頼が舞い込んでくる――。と言うところから本作の物語はスタートする。

 栗田曰く“仮住まい”の新しい探偵事務所は写真や貼り紙が所狭しと貼られ、味のあるインテリアも鎮座する個性的空間となっており、既に作品を鑑賞したファンからは「ネメシス新事務所にI LOVE NEWYORKってステッカーが貼ってあって、勝手にテンションあがってました」「『風真!!クーラーをつけれる程仕事をしているのか』っていう事務所の張り紙がネメシスらしくて好き」などの声が。

 今回のメイキングカットは、それらの注目の声に応えたもので、「ネメシス」事務所の内装がわかるメイキングカット。事務所の入り口に貼られた事務所3人のプロフィールや、彼らと“チームネメシス”の皆が映る写真がまとめられた額縁、これまでにもらった感謝状などを貼った壁面のコルクボードなど5点。

 ガムテープで壁に貼られただけの簡易的なそのプロフィールをよく見てみると、アンナについては「『入ります』で即解決!どこに入ったかはさだかでない」、風真については「『ポンコツ』『バカタレが!!』と言われ続けて20年と6か月」と紹介しており、更に風真には“探偵・星2つ”と辛口な評価をつけているなど細かい内容までユニークたっぷり!壁面のコルクボードには、事務所に忍び入った泥棒へ向け栗田からのメッセージと“御苦労賃”として1万円札が貼り付けられているユーモアに富んだこだわりも。その他、3人の探偵としての名刺や栗田の探偵業務の認定証など劇中ではじっくりとは見られない細かい部分まで楽しむことが出来る。

 本作で美術を担当した高橋努氏はこの事務所に込められた栗田の想いに注目してほしいと語る。「新事務所はもともと海運局が使っていた場所という設定です。その要素を残しつつ、もともとのドラマの事務所にあったものを全部詰め込みました。狭くなったぶん所狭しとモノがあふれていて、もとの事務所に戻りたい!という栗田の想いを、装飾部と相談して栗田の直筆の貼り紙で表現しています」とコメントを寄せている。

 ※『映画 ネメシス』過去記事
 ・広瀬すず&櫻井翔W主演「映画 ネメシス」特別映像解禁
 ・広瀬すず、櫻井翔W主演「映画 ネメシス」謎解きCNP&ご当地コラボ
 ・広瀬すず、櫻井翔W主演「映画 ネメシス」本予告&ムビチケ発売へ

「映画 ネメシス」メイキングカット公開!美術スタッフ解説2

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