杏、片岡愛之助が「翔んで埼玉」続編に参戦!「どうかしている(褒め言葉)」

杏、片岡愛之助が「翔んで埼玉」続編に参戦!「どうかしている(褒め言葉)」2

 俳優・二階堂ふみ、GACKTが出演する映画『翔んで埼玉』の続編映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』(監督:武内英樹/配給:東映)。本作の公開が今年11月23日からとなったことや、キャラクターの映像・ポスター、杏、片岡愛之助が新キャストとして登場することが8日、発表となった。

 漫画『パタリロ!』などで知られる漫画家・魔夜峰央氏原作の作品で2019年に二階堂&GACKTのW主演で実写映画化され興行収入37.6億円を叩き出した映画『翔んで埼玉』の続編。架空の埼玉県を徹底的にディスるという衝撃的な内容とは裏腹に、埼玉県民の心に深く郷土愛を刻んだ。

 杏は、儚くも美しい滋賀の貴公子・桔梗魁役に。劇中では、関東だけではなく、関西圏でも存在するという通行手形制度。桔梗はその制度を撤廃するため活動する滋賀解放戦線のリーダーで、その儚くも美しい容姿や立ち居振る舞いから“滋賀のオスカル”と呼ばれている。なお、今作で、杏は初めて男役に挑戦することとなる。

 一方、愛之助は、冷酷無慈悲な大阪府知事・嘉祥寺晃役での起用。嘉祥寺は、通行手形制度と謎の施設・甲子園を用いて関西圏を牛耳っている。そのド派手な衣裳や不遜な言動、大阪・京都・神戸以外の関西圏の県人たちをぞんざいに扱う姿は、まさに関西のラスボスといった存在だ。

 2人からもコメントが寄せられている。以下全文。

 ●杏/桔梗 魁 役
 大ヒット作品続編への出演、しかも武内監督と再びご一緒できてとても嬉しいです。宿命を背負う “滋賀のオスカル”として、私は東京出身ではありますが、心は琵琶湖にささげるつもりで演じました。滋賀県のみなさま、寛大な心で是非、よろしくお願いします!
 演じた桔梗魁は初めての男性役。耽美な雰囲気や麗との怪しげな距離感などは演じていてとても楽しかったです。
 『翔んで埼玉』と言えば独特な世界観。大阪の街並みのセットやGACKTさんと愛之助さんが並んだところは画力が強すぎて、一気に作品の中に引き込まれていきました。こんなに豪華なのに、起きていることはかなりバカバカしい。現場では何度も「これは何なんだ!」「どうかしている(褒め言葉)」と繰り返しながら撮影していました。今回は関西が中心に描かれていますが、もちろん麗と百
美の関東も登場します。これは日本中を揺るがす問題作になるのではないでしょうか。ぜひお楽しみいただきたいです。

 ●片岡愛之助/嘉祥寺 晃 役
 生粋の大阪人なので、“大阪府知事”の役をいただいて大変恐縮でございます。本来は府民をより良い方向へと率いていく大阪府
知事のはずなんですけど、嘉祥寺はガラの方があまりよろしくなくて(笑)。台本を読んだときは嘉祥寺の不遜な発言にドキドキし
ていたんですが、いざ衣裳に袖を通し、テストをしてみるとなかなかに濃いキャラクターが出来上がったような気がしております。滋賀・和歌山・奈良のみなさまを盛大にディスらせていただきました。
 撮影中は毎日がお祭りのようで、カットがかかると武内監督の笑い声が聞こえてくる素敵な現場でした。僕自身の大阪愛を精いっぱい込めて、全世界を大阪にしてやるんだ!と熱い思いで演じました。役者人生の中で 3 本の指に入る名作になったと思います。迷作
ではなく、≪名作≫です。ぜひ期待いっぱいで公開をお待ちいただきたいです。

 映画『翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~』は11月23日より公開予定!なお、8日より公式TikTok(@m_tondesaitama)も開設されている。

 ■キャラクター動画

 ※記事内画像は(c)2023 映画「翔んで埼玉」製作委員会

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