中島健人 水田伸生監督を「やっぱり彼はスーパースター」と唸らせた出来事?

中島健人 水田伸生監督を「やっぱり彼はスーパースター」と唸らせた出来事?2

 “セクゾ”の略称で親しまれるアイドルグループ『Sexy Zone』の“ケンティー”中島健人主演で10月20日より全国公開を予定している映画『おまえの罪を自白しろ』(監督:水田伸生/配給:松竹)。本作の特別試写会ティーチイン舞台あいさつが6日、開催され水田伸生監督と原作者の真保裕一氏が登壇した。

 政治家一族の宇田家の孫娘が誘拐されたことから始まる、国家を揺るがす”罪”が暴かれていくタイムリミットサスペンス。中島は宇田家の次男で、内閣府副大臣の父・宇田清治郎のやり方に疑問を持ちながらも、やむなく父の議員秘書を務める宇田晄司役を演じる。誘拐事件をきっかけに、家族の命を救うために奮闘する役どころで、中島にとってはサスペンス映画初主演となる。

 真保氏は、映画化の話を聞いたときの感想について「お話を頂いた際は、どこまで本気なのかなと思いました。原作では結構きわどい部分も描いているので “大丈夫かな?”と」と不安を感じたという。それでも「シナリオが忠実に再現されていて驚きました。初めて観させて頂いた際は、監督に第一声で“役者陣がすごいですね”と声を掛けたんです。特に中島さんは、初めて見るような中島さんに思えて、こんなすごい役者さんなのか!と。池田(エライザ)さんも素晴らしかったです。危うく泣きそうになりましたが、隣に監督がいたのでぐっとこらえていました(笑)」と、不安が吹き飛んだそうだ。

 水田監督は、そんな社会派サスペンスの原作を映画化するというオファーを受けたときのことを振り返り「僕の代表作として紹介されるのが『舞妓 Haaaan!!!』でコメディの専門家みたいなものなのに、なんで僕だったの?とはずっと気になっていたんですけど……」と笑いを誘いつつ、「この話をもらったとき、まず読む前にタイトルを見てビビッときたんです。そして実際に読んでみると、サスペンスでありながら人間ドラマも見応えある作品で、間違いなくやりがいのある映画になると思ったので、ぜひお願いしますとお答えしました」と、気持ちを明かした。

 そして、会場に集まった全国の書店員からの質問に答えるティーチインも実施。「脅迫の材料が“お金”ではなく“罪の自白”と
いうところに驚きました。どのように思いついたんですか?」という質問を受けた真保氏は「この作品の前に『こちら横浜市港湾局みなと振興課です』という作品を書いたのですが、ミステリーというジャンルはいろいろな証拠を作るなど段取りを踏んで展開させるので、執筆するのが大変で。そんなとき “身内を誘拐して自白させる”という発想を思いついたんです」と、本作の原点を回答。

 また、「アイディアを思いついた時から、このタイトルでいくと決めていました」という真保氏。「原作と映画で少し変わっているシーンや設定もありましたが、どのように作っていかれたんですか?」という質問に対しては、水田監督が「脚本を原作と変えるときは、その都度真保先生に相談して、みっちり打ち合わせをして矛盾点を指摘してもらいながら作り上げていきました」と回答。

 真保氏も「監督とは“小説と映画は別物”という話をしつつも、『ミステリーの部分だけはきちんと成立させて欲しい』と強くお願いしたんです。そこを水田監督はしっかり守ってくれました」と明かした。また、「映画を観て、中島さんが凄くかっこよかったです。何か現場での撮影エピソードはありますか?」という質問には水田監督が「本当に暑い夏の撮影だったので、俳優が日焼けをしてしまわないようにスタッフが日傘をさすのですが、中島さんに傘をさしているスタッフは暑い中でも全然嫌そうじゃなくて、みんなにこやかで笑顔になるんですよね。それを見て、やっぱり彼はスーパースターなんだなと感心しましたね」と感じたことを。

 最後にクリエイターとして2人が大切にしているルーティンについての質問が出ると、真保氏は「仕事場でずっと机に向かってウンウン唸って。煮詰まっても、そこから逃げるとロクなことがないので、24時間ずっと考え続けています。冗談じゃなく、寝ている間にハッと思いついて急にメモを取ることもあります」と、作家としての作品づくりに対する自身の姿勢を語った。

 人気と実力を兼ね備える豪華キャストが集結し、壮大なスケールで描かれる前代未聞のタイムリミットサスペンスとなる本作。公開を約1ヶ月後に控え作品への期待もますます高まっている中、本作の公開を楽しみに待つ人々に向けて水田監督は「撮影中も実に楽しくて、編集しているときも毎日毎日編集室に行くのが楽しくて仕方がないという作品でした。若きスターのフレッシュな芝居と大ベテランたちの重厚な芝居がバランスよく成立しているので、若いお客さんから、政治や社会問題に興味のある大人のお客様まで、誰もが楽しんで見てもらえるのではないかと思います。日常で溜まったストレスもスカッとするような作品になっているかと思いますので、ぜひご覧ください」というと真保氏は「とても面白い作品になったと思いますので、ぜひ書店からも盛り上げてほしいです」と呼びかけ、イベントは大盛況のうちに幕を閉じた。

 ※「おまえの罪を自白しろ」過去記事

 ・中島健人父の手を取り走り出す!「おまえの罪を自白しろ」場面写解禁

 ・中島健人主演「おまえの罪を自白しろ」ムビチケ発売へ!共演も発表

 ・中島健人 初サスペンス映画主演!“父”堤真一とにらみ合いビジュも

 

 ※記事内画像は(C)2023「おまえの罪を自白しろ」製作委員会

 

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