神谷浩史 エド・スクラインから「ぜひ今後の僕の作品は全て神谷さんに」

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 声優・神谷浩史が12日、都内でNetflix映画『REBEL MOON ― パート 1: 炎の子』、『REBEL MOON ― パート 2: 傷跡を刻む者』(ともに監督:ザック・スナイダー)ジャパンプレミアに登場した。

 黒澤明監督の名作『七人の侍』からインスパイアを受け創造した、壮大な銀河を舞台に贈るSFスペクタクル巨編。全てを支配する銀河の帝国“マザーワールド”と、巨悪にリベンジを誓った主人公コラの元へ集うアウトロー集団〈チーム・レベルズ〉の戦いを描く。神谷は主人公のコラらの前に立ちはだかる冷酷非道な提督アティカス・ノーブル役の日本語吹き替えを担当した。

 この日は、神谷のほかザック・スナイダー監督をはじめ、コラ役のソフィア・ブテラとその日本版声優の沢城みゆき、〈チーム・レベルズ〉の一員ネメシス役のペ・ドゥナ、アティカス・ノーブル役のエド・スクライン、ラフマン役日本版声優の一ノ瀬ワタルが登壇となった。

 来日ゲストの前に、神谷、沢城、一ノ瀬が登場。これまでもソフィアの吹替声優を務めてきた沢城は本人との初対面に「自分の人生に本国のキャストとお会いできる機会があるとは思っていなかったので、本当に恐縮な気持ちとエキサイティングな気持ちが混同していますが、先ほどごあいさつした際もとてもフレンドリーにお話ししてくださったので感動しています」と貴重な機会に感銘を受けた様子。ソフィアも「吹替を担当してくださった方とお会いするのが初めてなのでとても光栄です!ぜひ日本語吹替版で見て自分の顔から日本語が出てくるところを体験したいです」と笑顔で返した。

 強烈な悪役・ノーブル役を務めた神谷は「芝居も表情も完璧だったので、それに対して日本語をどういう風にあてたら日本人に1番この表情のこのニュアンスが伝わるんだろうと考えながら収録に挑みました」とエドの演技との向き合い方を解説すると、エドからは「自分が最も楽しく、素晴らしいと思ったキャラクターを演じてくださって共有できているということが素晴らしいですし、ぜひ今後の僕の作品は全て神谷さんに担当してほしいです」と熱い約束を交わした。

 「サンクチュアリ ‐聖域‐」で相撲界の異端児を演じ日本だけでなく、世界も熱狂させた一ノ瀬は本作の中で自分が挑戦してみたいシーンについて聞かれると、「現在日本で“髷”という武士の意志を引き継いでいる相撲に関わった身としては、“刀”という日本の文化を感じさせるネメシスがすごいかっこよかったのでやってみたいですね」とドゥナ本人にアピール。ドゥナも「一ノ瀬さんも今度一緒に剣で戦うシーンをやりましょう!」と返し、会場を沸かせた。

 観客に向けて大きく手を振り、笑顔で応えるなど、最高のファンサービスで会場を魅了したゲスト陣。スナイダーは最後に「我々の努力の結果をみなさんに観てもらえる瞬間がついにやってきました。とにかく早くこの作品を堪能してほしいです!」と日本で心待ちにするファンにメッセージを贈り、イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

 『REBEL MOON ― パート 1: 炎の子』は12月22日よりNetflixにて配信予定!

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