俳優・鈴木亮平主演作のNetflix映画『シティーハンター』が12月3日と12月4日にシンガポールで開催された『第7回アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2024』において最優秀作品賞、最優秀コメディ部門主演俳優賞、最優秀主演男優賞の3つの賞を受賞たことが発表となった。
『アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード』は2018年からシンガポールで開催。はアジアの17の国・地域の映画、テレビ業界の優秀な作品を表彰するアジア最大級の賞となる。過去、Netflixからは「愛の不時着」(2020)、「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」(2021)、「二十五、二十一」(2022)、「ザ・グローリー」(2023)が最優秀ドラマシリーズ賞を、『泣きたい私は猫をかぶる』(2020)、『バブル』(2021)、『ONI ~ 神々山のおなり』(2022)が最優秀アニメーション作品賞、『浅草キッド』(2021)、『ハンガー: 飽くなき食への道 』が最優秀作品賞を受賞している。
当日レッドカーペットも開催され鈴木はアジアベストドレッサー賞も受賞するものとなった。
授賞式で鈴木はトロフィーを授与され感慨深い様子で「シティーハンターの実写映画を作ることは、僕にとってまさに子供の頃からの夢でした。この受賞に心から感謝するとともに、もし許されるなら、この場をお借りしていま夢に向かって頑張っている人たちへ伝えさせてください。それは、夢は叶うということ。全部ではありませんが、叶う夢は確かにあります。その夢を心に強く願い、一心不乱に努力し続け、諦めなければ、誰かがきっとあなたを見てくれています。そして準備ができた時に、チャンスはあなたの元にやってくるのです。だから、意志の力を信じて、夢を見続けましょう」と、自身にとって特別に思い入れの強い作品と役柄での受賞とだけあって喜びもひとしおといった様子を見せた。
授賞式直後の鈴木に改めて受賞の喜びを聞くと「まさかの結末で本当に驚いております。もちろん俳優として頂いた賞も嬉しいですがなんと!<最優秀作品賞>いただきました…もうそれが何より嬉しいです。すぐに森田(望智)さんに、香(役名)さんに、“いただいたよ!”とメッセージを送りました。本当にありがとうございます!皆さんのサポートのおかげです。そして、一番びっくりしたのはなんと私、今夜<ベストドレッサー賞>もいただきました(笑)。見てください!このタキシードです(笑)。スタイリストさんに感謝です。引き続き皆さん、シティーハンターを楽しんでください!ありがとうございます!」と緊張も少し解けた様子で、トロフィーを両手に抱えながら感謝の気持ちを語った。
ほか、Netflixからは『幽☆遊☆白書』が最優秀視覚効果賞、映画『屋根裏のラジャー』が最優秀アニメーション作品賞を受賞した。